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2022年2月17日

  • 河内長野・富田林地区

チームPLの紹介‐性感染症や妊娠が心配な子どもをサポート‐

性活動が盛んで「性感染症の症状が出ているな」「妊娠が心配」という子どもと関わることがあると思います。

子どもに受診を勧め、受診行動がとれたら、従来、医療では性感染症や妊娠の検査をし、治療や妊娠継続・中断のケアを受けるという流れでした。

しかし、それでは「自他を大切にしない」性活動を繰り返すばかりか、性感染症による不妊などの健康被害、
望まない妊娠や子育てにつながることは私たちの間では周知で、学校や医療の単発の関わりだけで
子どもと縁が切れ、「今ごろ、どうしているだろう?」と心配で忘れられない何人もの子どもの顔が浮かぶ方も
多いのではないでしょうか?

2019年冬、ある学校と医療法人宝生会 PL病院が連携し、子どもの受診、検査や治療だけでなく、
学校での受診勧奨支援に合わせた外来の人員配備、医師の診察前の相談、診察後のモニタリング、
今後の予防教育や家族も含めた支援ができたケースがありました。

現在の医療システムでは、「チームPL」にかかる人と時間にお金は発生しません。

PL病院の院長、看護部長の多大なご理解とご協力、看護職を中心とした医療スタッフの情熱が生んだ活動です。

医療も学校もWIN‐WINとなるには、教育委員会や市などへの働きかけなど課題は山積ですが、
まさに今も支援を必要としている子どもがいます。

「チームPL」はこの地域の期待の活動になると思います。

システムも人員も整ったSACHICO(松原市)に行くことができるケースはこの限りではありませんが、
顔が見える「チームPL」の皆さんのお力を借りたいと思います。

HPの「相談コーナー」から連絡してください。