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2019年12月17日
セミナーの趣旨
都市科学教育研究センター(CUES)では、都市を「社会⽣態システム」として捉え、その仕組みの解明と予測・評価に資するコミュニケーションプラットホームを構築し、SDGsに根ざした未来社会の描像に資することを⽬的としています。今回のセミナーでは、エネルギーに焦点を当てて専門家を招きました。近年、電力の自由化に伴い電力供給体制が大きく変わりつつあり、低炭素化・脱炭素化を進める仕組みも取り入れられています。講師に最新の動向と将来について講演して頂きます。
日時:
2020年1月10日(金) 17:10~18:40
場所:
工学部G棟中講義室
講師:
西村 陽氏 (関西電力(株)営業本部 担当部長、大阪大学大学院工学研究科招聘教授)
タイトル:
電力システムの大転換とデジタル・イノベーション
概要:
電気の現在の供給システムは1880年代に始まり、1920年代に固まってから約100年経ったが、最後の10年あまりで大きな転換期(双方向化・需要サイド活用)を迎えた。その背景には再生可能エネルギーのコスト革新、市場メカニズムの巧みな活用、IoTをはじめとするデジタル・イノベーションがある。そこで、世界(特に欧州)と日本における市場とビジネスの動き、それにかかわる新技術動向を紹介し、2050年を展望したエネルギーシステムの行方も予測する。
問い合わせ先
センター長 相馬 06-6605-2175, sohma@eng.osaka-cu.ac.jp
副センター長 西岡 06-660502718, nishioka@eng.osaka-cu.ac.jp