活動情報
2023年12月9日
- ワークショップ
- 実験
混ぜる、分ける、IRIS(アイリス)と!科学で謎を解き明かそう!
■日時 12月9日(土)13時30分~16時20分
■会場 大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス A4棟
■内容 理系女子学生による実験企画
■概要 大阪公立大学理系女子大学院生チーム「IRIS(アイリス)」によるワークショップを行いました。
IRISの活動の説明やメンバーの自己紹介に続き、未来の博士育成ラボラトリー生と堺サイエンスクラブ生もグループ内で自己紹介をしました。次にIRISメンバーが企画した2つの実験を、2つのグループで、交互に行いました。
「クロマトグラフィーで色の謎に迫る! 」では水性カラーペンの色を分ける実験を行いました。黒色は何で出来ているかを考え、黒色ペンで線を引いたろ紙を水につけ色を分けた結果を観察し、自分の好きな色でも同じ実験をしました。次に円形ろ紙にペンで線を引き、折りたたんで水につけ、オリジナルの花を作りました。水性ペンで書いた紙を水につけると、インクの色が移動し、また色の成分によって移動距離に差が出て色が分かれるという現象を学びました。
「界面活性剤の原理を学ぼう!」ではワセリンで文字を書いた用紙の上に色水を塗った結果と、油の入ったカップに色水を垂らしたときの現象を観察し、水と油が混ざらないことやその仕組みを学びました。次に水と油が入った3つ容器にそれぞれラー油、しょうゆ、洗剤を入れて混ぜた後の結果を観察、比較し、洗剤の成分「界面活性剤」が洗浄や乳化などの機能を発揮すること、乳化はマヨネーズ、チョコレート等に利用されていることを学びました。
「IRISの!質問回答タイム」では、受講生から集めた質問用紙を用いて、IRISが今日の実験や大学生活、研究などについて幅広い質問に答えました。