活動情報

■日時　2024年6月15日（土）13時30分～16時30分

■会場　大阪公立大学　杉本キャンパス　基礎教育実験棟 201室

■内容　基礎実験②

■概要　基礎実験②「浮力を測る」を行った。まず3つの大きさの異なるビー玉を準備しその直径をノギスで測定した。その後各ビー玉をバネ秤につるせるようにし、計量カップ内の水につけてみた。そのとき計量カップの重量も電子天秤で同時に測定した。ビー玉を水につける前後においてバネ秤で測定される重量は減少し、計量カップで測定される重量は増加した。バネ秤による重量減少と電子天秤による水の重量増加をグラフにしてこれらの値が一致することを確かめた。浮力はバネ秤による重量減少で表せるが、これは水の重量増加を電子天秤で測定することにより精度よく求まることがわかった。水の重量増加より求まる浮力と（ビー玉の直径）、（ビー玉の直径）²、（ビー玉の直径）³、の関係をグラフにした。これらのグラフより浮力は（ビー玉の直径）³すなわち体積に比例することがわかった。次に濃度の異なる塩水を用いて同様の実験をし、塩水の濃度と浮力の関係を求めた。本実験を通じて科学実験で重要なデータの整理法、正式なグラフの書き方を学習した。