活動情報
2024年12月14日
- 実験
大阪公立大学工業高等専門学校 実験プログラム
■日時 2024年12月14日(土)13時30分~16時30分
■会場 大阪公立大学工業高等専門学校
■内容 高専実験プログラム
■概要 大阪公立大学工業高等専門学校の西岡副校長による学校紹介の後、未来の博士育成ラボラトリーと堺サイエンスクラブの受講生は、「ロボット&プログラミングに挑戦しよう!」と「1日研究者を体験!未来に残すきれいな水製造装置をつくろう」の2つの実験テーマに分かれ、それぞれを体験しました。
【ロボット&プログラミングに挑戦しよう!】主担当講師:野田 達夫先生
ロボットとプログラミングをテーマに、①機械学習とScratchによるシューティングゲーム製作、②プログラミングによるロボットアームの操縦体験、③太陽電池で動くロボットの組み立て、④レゴロボットでライントレースに挑戦 といった4つの講座を実施しました。いずれの講座も有志団体FARADに所属する現役の高専生に講師を行っていただき、実験方法や動作原理を学びました。限られた時間ではありましたが、各講座で「ゲームをもっと面白くするには?」「コースをもっと早く走り抜けるには?」といった課題が参加者へ投げかけられ、高専生との対話を通じて楽しみながら取り組む姿が見られました。
高専有志団体FARAD(ファラッド)
【1日研究者を体験!未来に残すきれいな水製造装置をつくろう】主担当講師:平林 大介先生
このテーマでは、参加した児童・生徒が、泥水をきれいにする装置を限られた資材を用いて作製し、その清澄度を競うコンペを実施しました。未来の研究者を目指す上で、答えのない課題に対し、参加者はグループを作り、チームワークを活かして取り組みました。各グループは「水をきれいにする」という共通の目標を掲げ、制約が創意工夫を促す中で、身近にある限られた資材を組み合わせ、いかにきれいな水を作るか試行錯誤を重ねました。初めは泥水をきれいにすることが非常に難しく感じられましたが、挑戦を繰り返す中で徐々に成果を上げるグループも現れました。この活動を通じて、知識を生かすことの重要性を知り、実社会における課題に挑戦する研究の第一歩となる経験を学ぶことができました。