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年度別実施計画
各年度に結び目理論関係の特集を組む。広領域研究の側面もあることを考慮して、招待者の約半数は特集とは間接的にしか関わらない結び目関連の研究者を想定している。 平成15年度: 招聘研究者のための仮のスペースを確保し、数学研究所をシステムとして立ち上げる。 COE(著名)教授やCOE(上級・無給)研究所員の招聘手続きに入り、10月から当拠点に滞在させる。COE著名教授として、村杉邦男トロント大学名誉教授(カナダ王立学士院会員)の6ヶ月招聘が内定しており、ブレイドと結び目の関係の特集を組み、セミナーを行う。COE教授やCOE(上級・無給)研究員、短期の訪問研究者の連続講義・自主セミナー、数学教室談話会を実施する。大学院学生のためのアイデアのチェック、行き詰まり問題の相談、研究の進め方などで日常的に意見交換ができるような場所の設定を行う。11月の研究集会“Intelligence of low dimensional topology”を当COE拠点形成事業の一環として開催する。クックセミナーの運営をはじめとして、結び目理論の東アジアセミナーや東北結び目セミナーへの派遣支援も行う。研究成果の報告書を作成する。12月中旬には次年度からの任期制教員の募集、6月からのCOE(著名)教授やCOE(上級・無給)研究所員の招聘手続きに入る(遅くても2月には最終決定する)。なお、招聘期間は最長で年度末までとし、継続希望の場合にも、改めて業績に基づいた選考をし直す。 平成16年度: 大学の支援のもと数学研究所の開設準備を行なう。 ポアンカレ予想など難問がひしめく3次元多様体論と結び目理論の関係について特集を組む。6月から各種セミナーや国際会議・シンポジウムなどを行う。研究成果の報告書を作成する。12月中旬には次年度6月からのCOE(著名)教授やCOE(上級・無給)研究所員の招聘手続きに入る(遅くても2月には最終決定する)。なお、招聘期間は最長で年度末までとし、継続希望の場合にも、改めて業績に基づいた選考をし直す。 平成17年度: 数学研究所を開設し、開設記念のシンポジウムを行なう。 本年度は,双曲的幾何学と結び目理論の関係について特集を組み、昨年同様6月から、各種セミナーや国際会議・シンポジウムなどを行う。研究結果の報告集の作成を行う。第3回「結び目理論に関する東アジアセミナー」を大阪で開催する。研究成果の報告書を作成する。12月中旬には次年度のCOE(著名)教授やCOE(上級・無給)研究所員の招聘手続きに入る(遅くても2月には最終決定する)。なお、招聘期間は最長で年度末までとし、継続希望の場合にも、改めて業績に基づいた選考をし直す。 平成18年度: 4年目は、4次元空間内の曲面結び目理論の特集を組み、昨年同様6月から、各種セミナーや国際会議・シンポジウムなどを行う。各種セミナーや国際会議・シンポジウムなどを行う。研究成果の報告書を作成する。また、12月中旬には次年度のCOE(著名)教授やCOE(上級・無給)研究所員の招聘手続きに入る(遅くても2月には最終決定する)。また、12月中旬には次年度6月からのCOE(著名)教授やCOE(上級・無給)研究所員の招聘手続きに入る。なお、招聘期間は最長で年度末までとし、継続希望の場合にも、改めて業績に基づいた選考をし直す。平成18年度には毎年恒例の「全日本トポロジーシンポジウム」を大阪市大で開催する。 平成19年度: 最終年度である5年目は結び目理論の諸科学への応用についての特集を組み,昨年同様6月から、各種セミナーや国際会議・シンポジウムなどを行う。研究結果の報告記録書の作成も行う。11月からは5年間の当該研究の報告等の整理を行うため、規模を縮小するが、3月まで滞在する研究者もおり、研究の進展具合や要望による緊急のシンポジウムの開催も企画するなど、活動を休止することはしない。11月はじめには、大阪での「第2回結び目理論国際会議」を当事業の締めくくりとして開催する。また、平成20年1月〜3月の適当な時期(例えば平成20年1月)に、「第4回日本・メキシコトポロジー国際会議」を開催する。 この実施計画により、将来も世界の結び目関連研究者が本拠点を訪れる礎ができると確信する。 |
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最終更新日: 2003年9月12日 (C)大阪市大数学教室 |