研究成果

2022年6月1日

  • 共同研究論文
  • 掲載・出版

天尾 豊教授と本田技術研究所との共同研究成果が「New Journal of Chemistry」誌の表紙に採用されました

人工光合成研究センターの天尾 豊 所長と本田技術研究所らの研究グループの論文「Electrocatalytic production of formaldehyde with formaldehyde dehydrogenase using a viologen redox mediator」がRoyal Society of Chemistryが発刊する「New Journal of Chemistry」誌の表紙を飾りました。

e-fuelsは、再生可能資源を利用して生成されるカーボンニュートラルの代替燃料で、液体燃料や気体燃料として保存できます。本研究チームは、e-fuelsの代表格であるメタノールを、二酸化炭素から生体触媒的に合成する方法の確立を目指しています。今回の研究では、ギ酸からホルムアルデヒドを生成する電気触媒的製造法を開発することに成功しました。表紙のデザインは、二酸化炭素から製造したe-fuelsを供給するステーションをイメージしています。

掲載論文 New Journal of Chemistry, 2022, 46, 10004 - 10011 DOI:10.1039/D2NJ00692H

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