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2020年12月7日
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田村正純准教授が南部陽一郎記念奨励賞を受賞しました
「2020年度大阪市立大学若手研究者奨励賞 南部陽一郎記念奨励賞・恒藤恭記念奨励賞」の授賞式・記念講演会が行われました。人工光合成研究センター田村正純准教授が南部陽一郎記念奨励賞を受賞しました。
今後の研究に益々の期待!若手研究者奨励賞の授賞式・記念講演会(2020年11月26日開催)
2020年11月26日(木)、田中記念館ホールにて「2020年度大阪市立大学若手研究者奨励賞 南部陽一郎記念奨励賞・恒藤恭記念奨励賞」の授賞式・記念講演会が行われました。
大阪市立大学グローカル人材育成事業 若手研究者奨励賞(南部陽一郎記念奨励賞・恒藤恭記念奨励賞)は、理系部門、故 南部陽一郎先生(本学 名誉教授・特別栄誉教授・2008年ノーベル物理学賞受賞者)と、文系部門、本学の礎を築かれた初代学長 故 恒藤恭先生のお名前を冠した奨励賞として若手研究者の育成・活躍を奨励するため、創設されました。理系部門の南部陽一郎記念奨励賞は2017年度に、文系部門の恒藤恭記念奨励賞は、今年度創設されました。
優れた著書・論文等を公表するなど顕著な研究実績をあげ、今後も更なる活躍が期待される本学の若手研究者を表彰し、副賞として研究費を授与することにより若手研究者の意欲及び本学の研究水準の向上を図ることを目的としています。
今年度は、理系部門に23名、文系部門に8名の応募があり、選考の結果5名の若手研究者に対し、荒川学長より表彰状とともに副賞の研究奨励費50万円の目録が授与され、「今年度より主に文系向け奨励賞が創設され、総合大学として、サイエンス、テクノロジー、アート、デザインを統合してより進化する必要がある。明るい未来に向けて今後も研究に励み、ますます活躍していただきたい」と祝辞がありました。
授賞式に引き続き、受賞者による記念講演会が行われました。受賞者は、受賞の喜びや謝辞を述べた後、それぞれの研究内容について講演しました。講演後の質疑応答では、今後の研究に対する期待が伺えました。
総評 櫻木弘之副学長
荒川哲男学長挨拶
授賞式の様子
集合写真
南部陽一郎記念奨励賞 受賞者
医学研究科 病院講師
玉井 孝司
「頚椎症性脊髄症を中心とした脊椎疾患に対する治療戦略構築」
理学研究科 講師
藤原 正澄
「量子ナノフォトニクスによる生体温度計測に関する研究」
人工光合成研究センター 准教授
田村 正純
「有機・無機ハイブリッド触媒の構築とCO2の化学固定化への応用」
恒藤恭記念奨励賞 受賞者
工学研究科 准教授
蕭 閎偉
「大阪市を中心としたアジア大都市の市街地変容に関する実証的研究」
文学研究科 講師
向井 伸哉
「中世後期南仏ベジエ地方における村落自治の政治社会史的研究」