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2020年2月7日
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National Taiwan Universityにおいてキックオフワークショップが開催されました
人工光合成研究の国際共同研究加速へ!台湾にてキックオフワークショップ開催
2020年2月7日National Taiwan Universityにおいて「二酸化炭素利用のための光触媒・生体触媒複合材料の創製に関する国際共同研究」キックオフワークショップが開催されました。このワークショップは、人工光合成研究センター所長 天尾豊教授とNational Taiwan UniversityのChia-Wen (Kevin) Wu教授の研究計画が日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費)・国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))に採択されたことを受け、開催されました。
ワークショップ開催に先立ち、National Taiwan Universityで唯一の研究センターThe Center of Atomic Initiative for New Materials (AI-MAT)をChia-Wen (Kevin) Wu教授とともに天尾センター長・工学研究科 山田裕介教授・複合先端研究機構 田部博康特任講師が訪問し、Li-Chyong Chenセンター長、Chun-Wei Chen教授と人工光合成研究に関する情報交換をしました。今後AI-MATとReCAPとで研究交流促進を検討することとなりました。
午後からはワークショップが開催され、天尾センター長から本課題の概要説明の後、山田教授、田部特任講師、National Taiwan UniversityのChi -Sheng Wu教授他5名の研究紹介があり、活発な議論・討論がありました。今後田部特任講師や大学院生など若手研究者が互いの大学に長期滞在し研究を進める方針などが打ち出されて盛会のうちワークショップは閉会しました。
今後の人工光合成研究センターの国際交流と、研究のさらなる発展が期待されます。
締結式後、ディスカッションの様子
AI-MATにおける情報交換会
左からWu教授、山田教授、天尾所長、Chenセンター長、Chen教授、田部特任講師