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2015年9月28日
講師 菅原誠氏(堺市南保険福祉総合センター)
嵯峨嘉子氏(大阪府立大学)
参加者 35名
内容
1.生活保護の実態と課題~特に児童問題において(菅原氏)
児童問題における生保CWの関わりは、積極的とはいえない。それはどこに問題があるのか、また、どのような手立てが必要かを考察する。
問題
生保CWが直面する児童問題は多種多様であり、その支援について、CW自身の知識・経験が不足している。生保CWは経済的支援が中心であるので、児童がいない場面での(主)と面接や指導となり、児童に対する実態が見えにくい。生保CWの人生観が問われる領域ではないか。関係機関との連絡・連携に関する構造的な問題。
手立てとして、これまでの研修内容の見直しを提言。児童問題についてより深く研修していく必要性あり。
2.生活保護をめぐる課題について(嵯峨氏)
下記3項目について解説。
近年における生活保護制度の政策動向実施体制上の課題政策的課題
児童問題に関連して
日本人の貧困観の貧しさが、他人に対する厳しい目に結びついていく。(生活保護は貧困ではない=49%)児童の貧困、若年層の低所得。お金に関する格差だけでなく、生活の質に関する、人間関係を含めた格差がある。金銭支給だけで解決可能ではなく、SWでの支援をすべきである。反貧困ネット貧困の連鎖を断ち切る支援抱える問題の多様化=プログラム化により、組織的な動きが必要新宿でのNPOの取り組み(厚生労働省から予算あり)高校進学のための学習支援の取り組み
※詳しい資料は以下をクリックしてください。
・生活保護の実態と課題~特に児童問題において
・生活保護をめぐる課題について (679.4KB)