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2014年12月31日
日にち:2014年9月16日~2014年9月23日
場所:イリノイ大学シカゴ校
学生:11名(大学院生と学類生)
訪問先:University of Illinois at Chicago(UIC/イリノイ大学シカゴ校)
UIC Charter School,Jane Addams Hull House
Chicago Public Schools Central Administration(シカゴ教育委員会本部)
Department of Children and Family Services(DCFS/児童福祉局/日本でいう児童相談所)
高校、小学校、ファミリーサービス、ヘルスセンター
講義:Social Work Practice Class(Dr.Gina Gaston,Dr.Otima Doyle)
Human Behavior in Social Environment(Dr.Chang-Ming Hsieh)
Social Policy Class(Prof.Annette Johnson)
School Social Work,School Mental health and Evidence Based Practice(Dr.Michael Kelly)
様子:
Charter Shcoolとは
州から補助金をもらいながら、教師、保護者、地域住民によって運営されている学校である。この学校は学校独自のカリキュラムを組む事が認められている。
訪れた学校では、健康(保健)科学に焦点をあてた授業が行われていた。
SSWerから話を伺っている様子
UICの学生によるキャンパスツアー 学生との交流の様子
National Teacher’s Elementary Schoolへ訪問
(小学生と一緒に折り紙を楽しむ様子)
Chicago Public Schools Central Administration (シカゴ教育委員会本部)
SSWerや心理学者など、教育に関わる様々な職種の人々がおよそ1500人働いている。シカゴ市内に600校の学校とおよそ45万人の生徒がいる。
◯SSwerとの関わりおよそ340名のSSWerを雇用し、学校に派遣している。CPSにはSSWerのスパーバイザーやコーディネーターがいる。
最終日 送迎ブランチのあと記念撮影
(Jane Addams 社会事業学部主催)
学生の感想(『教育福祉インターンシップB イリノイ・スタディツアー 2014年度報告書』より一部抜粋)
・他の国を見たことで、日本の悪いところだけでなく、よいところを考えることができました。机上の学びではなく、いろいろな世界を見ようという思いは、これからも大切にしたいです。研究のためにも、自分のためにも、そして、もしかしたらこれから、自分が出会う誰かのためにも、非常に充実した一週間でした。(院生)
・今回スタディツアーでシカゴを訪ね、多くのことを学んだ。滞在中に目にするもの、耳にするものすべてが新鮮で新しい発見の連続であった。日本のSWとの共通点を見出す一方、違いも学んだ。しかし、日本に帰ってきてからの方が新たな発見や学びがあったように感じる。(学類生)
・今思うと、イリノイに立つ前は「スクールソーシャルワーク(SSW)の歴史が深いイリノイで、日本よりも一歩進んだSSWを見て来よう」と考えていたが、現地に行ってみると、(中略)「そのまま真似するのは難しいもの」「日本のほうが優れているように感じるもの」も少なくなく、「日本もこのようにSSWをやればいいんだ!」という”答え“ではなく、「この先進例を踏まえつつ、日本ではSSWをどう展開していけばいいのだろう?」という”問い”を多く受け取ったように感じる。 (学類生)