お知らせ

2025年3月19日

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開催報告:第2回 自閉スペクトラム症の子どもの豊かな食生活のために- 応用行動分析(ABA)に基づく支援 -

2025年216日(日)、「自閉症スペクトラム症の食行動と支援」に関する第2回研修会を開催いたしました。樋口由美センター長による開催挨拶の後、「自閉スペクトラム症の子どもの豊かな食生活のために- 応用行動分析(ABA)に基づく支援」をテーマに、福島県立医科大学保健科学部、倉澤 茂樹 教授を講師に迎えご講義いただきました。

本研修会の前半では、自閉スペクトラム症の子どもの食行動の理解に欠かせない認知特性や身体特性についてお話しいただきました。後半では、食行動を含む行動への支援として幅広く用いられている**「応用行動分析(ABA)」**に基づく支援について、具体的な事例を交えてご講義いただきました。

研修会後のアンケート(回答率92.4%)では、「とても有意義だった」93.4**「有意義だった」6.6**との回答が得られました。
その理由として、以下のような声が寄せられました。

  • 「疾病のメカニズムとその支援方法を具体的に整理して教えていただき、実践に基づく内容でとても有意義でした。」
  • 「背景や具体的な支援方法まで詳しく説明があり、大変勉強になりました。」
  • 「偏食指導の具体的なエピソードが紹介され、実践しやすい内容でした。」

また、「今後の業務に活かせることがありましたか」という問いには**全員が「あった」**と回答しました。その内容としては、

  • 「学んだことを生きた知識として活用し、保護者や支援者への説明に役立てたい。」
  • 「関わり方や分析を深める視点を学べた。」
    などが挙げられました。参加者の職種は多様でしたが、それぞれの支援の場に活かせる内容となっていました。

自閉症スペクトラム写真2 自閉症スペクトラム写真3 自閉症スペクトラム写真①