お知らせ

　令和４年６月２０日(月），森之宮第二団地8号集会所にてスマホ教室＆健康測定会を開催しました。

　医学部リハビリテーション学科 作業療法専攻の学生らが作業療法専攻の教員らと共に森之宮第二団地集会所でUR都市機構, 社会福祉法人 松輪会 城東区城陽地域包括支援センター（以下, 地域包括支援センター）, ソフトバンク社様とともにと「健康測定＆スマホ教室」を共同開催しました。

　今回の目玉は, ソフトバンク社様から”ペッパーくん”も来ていただいたことです！ペッパーくんは参加者の方と昔のなつかしい有名人や旅行の名所などについて, 「回想法」を行なってくれました。参加者の方は「美空ひばりやで, この人は」と, 学生に教える場面も多くあり, 笑顔にあふれていました。

　スマホ教室では, 学生が行った個別相談方式でのスマホ教室では個人のニーズに寄り添う形で, マンツーマンで実施されました。様々な機種の持ち込みにも, デジタルデバイスを使い慣れている若い世代の学生の力が発揮され, 丁寧で分かりやすいと高齢の参加者にも大変好評でした。健康測定では, 学生たちが握力, 歩行速度, 認知機能, 日常生活の状況を聞き取りし, 教員が測定結果と健康のアドバイスを行いました。

　これからの介護予防には, スマホなどデジタルデバイスをいかに活用できるかも, 従来の身体・認知活動に加えて重要といえます。また, このような場でペッパーくんと「楽しみ」を共有することは, 地域活動を継続するうえで非常に大切です。スマホ＊身体・認知活動＊楽しみ, これらの要素は今後の予防事業にはますます重要になってくるでしょう。

　作業療法学専攻では, これからも地域への貢献をさまざまな活動を通して実践していく予定です！

（参加学生：大阪府立大学 地域保健学域 総合リハビリテーション学類 作業療法学専攻3年生）

■関連情報

作業療法学専攻Webサイト（Facebookページ）