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2023年12月4日
- イベント
2023年度 研究交流会を開催しました (2023年11月23日)
2023年11月23日(木・祝)、本学杉本キャンパスの学術情報総合センターにて「リゾーム型研究人材育成プログラム* 研究交流会」を開催しました。この研究会は、本プログラムの支援を受けている大学院博士後期課程の3年生および博士課程の4年生の研究成果を紹介し、異分野の専門知に触れる機会や学生の交流の場を提供することを目的としています。
留学中の学生や、研究成果公表のための学会参加により出席がかなわない学生も少なからずいましたが、多くのリゾーム支援学生が研究交流会に参加しました。
当日は、本プログラム事業統括である重松副学長による開会の挨拶に続き、学生18名が研究内容を発表し、議論を交わしました。その後、それぞれの研究内容の概要を記したポスターの前で、学生同士による研究内容の詳細な議論やリゾーム活動を通じて得た知見などの意見交換・情報交換が行われました。
今回はリゾーム型研究人材育成プログラムの支援学生のみならず、大学フェローシップ事業の支援学生や博士前期課程の学生も参加し、異分野の人との研究交流によって、知的好奇心を一層育んだ様子でした。また、今年度は特別研究員の申請や留学、分野間連携に関すること等について、学生と学術URAとの意見交換・相談の場を設けたところ、多くの利用がありました。
【重松副学長のコメント】
「物理的な近さが破壊的アイデアを生む」との研究報告があります。総合大学で専門を極めようとする学生諸氏には、総合大学である本学の環境を大いに生かして、同年代の人々との交流を図り、多様な視点で思考し、視野を広げてもらいたいと思います。今後も研究交流会を継続して実施しますので、研究ネットワークや人脈形成に活用ください。
*リゾーム型研究人材育成プログラム
リゾームとは、地下茎と訳されます。専門分野を深く掘り下げて新たな知見を得ようとする先端研究を、地下深くに伸びて実を成す地下茎にたとえて表現することがあります。一方、地下茎は水平方向にも拡がることができます。研究においても、自身の専門分野を深く掘り下げるだけでなく異分野の専門にも興味・ 関心を持って、 その専門知をも自らの専門分野に取り込み、あるいは、 自らの専門知を異分野に活用することにより、先導的な研究の創生と未来社会の創造に貢献できる人材となっていただきたいという想いを込めて、本学ではリゾーム型研究人材育成プログラムを運営しています。
会場の様子
重松副学長による挨拶
ポスター展示
リゾーム支援生による発表(1)
リゾーム支援生による発表(2)
リゾーム支援生による発表(3)
参加者による交流の様子
学術URAの教員による相談会