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2017年11月6日

女性学講演会第2部「文学とジェンダー」第1回(12月2日)

「童話に学ぶ? アンチエイジング――女には「美」、男には「力」を求める物語?」

堀江 珠喜(大阪府立大学教授)

「アンチエイジング」なる言葉を、毎日、何度も聞く、あるいは目にする高齢化社会の昨今です。そのためのサプリメントや老化防止の体操、脳の活性化など、現代のアンチエイジングは、巨大ビジネスを支えています。じゃあ、「文学」からも、アンチエイジングのヒントが得られないかしら?だって、浦島太郎さんは、玉手箱さえ開けなければ、若い姿でいられたはずでは?もしかしたら、皆様御存知の昔話や童話には、いろいろな知恵が詰まっているのでは?物語をどのように解釈するかは、読み手の皆様次第です。私はそれを「勝手読み」と呼んでいます。学校時代の国語の時間よ、さようなら!(国語の先生、ごめんなさい。)大人の我々は、自分都合で、物語を楽しみましょう。というわけで、今回は、昔話や童話を「勝手読み」し、そこからアンチエイジング法を考えたいと思います。

講演会:12月2日(土)14時~16時

会場 :大阪府立大学 I-site なんば

女性学講演会「童話に学ぶ?アンチエイジング」チラシ (342.4KB)