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2012年8月12日
大阪府立大学女性学研究センター主催(大阪府立大学女性研究者支援センター協力) 2012年度第2回女性学講演会開催のお知らせ
マリー・キュリーのキャリアに見るジェンダーと科学の問題
日 時:2012年9月22日(土) 午後1時30分~午後4時30分 場所:大阪府立大学中百舌鳥キャンパス A15棟 101講義室
1時30分~3時 講演:川島慶子 名古屋工業大学准教授マリー・キュリー(1867-1934)とは何者なのか。世界初の近代大学博士号取得女性。世界初のノーベル賞受賞女性。そして世界初の二度のノーベル賞受賞「人間」。マリー・キュリーの人生には「世界初」という言葉がつきまとう。いかなる異論の余地もなく、彼女は「科学者」という言葉が誕生して後に、世界的な認知を得た最初の女性科学者である。 なぜ科学者マリー・キュリーは世界中でこんなにも有名なのか。じつはこの名声の裏には、放射能の不思議な性質と共に、ジェンダーや民族にまつわる、文化的、社会的要素が存在している。本講演は、19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパで「科学者という専門職につき、自分の力で生計を立てた」一人の女性としてのマリー・キュリーに着目し、科学という彼女の進路選択が、当時の社会においてどのような意味を持っていたのかを明らかにする試みである。
3時15分~3時45分 コメントおよび講演者との質疑応答 コメンテーター:柳日馨 本学理学系研究科教授
3時45分~4時30分:自由討論 コーディネーター:村田京子(女性学研究センター副センター長)
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