附属研究所・研究センター

附属センター・研究センター

獣医臨床センター

充実した診療環境で獣医療を学び、実践する。

現代社会において、動物は、食の側面から人の身体を支えるだけでなく、人に寄り添う伴侶として我々の心も支えてくれる極めて重要な存在となっています。この様に大切な役割を持った動物の健康を守る医療の担い手が獣医師であり、人間社会において必 要不可欠であるばかりではなく、その職責への期待も大きなものとなっています。獣医臨床センターは、動物科学の基礎と応用分野における優れた見識と技術、創造的探求心、そして命を尊ぶ精神を携えた獣医療を実践することができる人材を育み、その周辺地域のみならず日本各地や世界へ羽ばたいていく力を備えさせることを目的とした教育機関です。また、本センターは、獣医療ばかりではなく人の医療にも役立つ新たな知見や技術を創造・開発する研究施設でもあります。

獣医臨床センター

 

確実な診断と適切な治療で「あんしん獣医療」を実践診療科のご案内

8つの専門診療科が連携を図ることで、高度な“あんしん獣医療”の実現を目指します。

 

診療科目 診療内容
腫瘍科 腫瘍のある犬や猫を対象に、最新技術を駆使した診断・治療を行います。
軟部組織外科 呼吸器、消化器、泌尿器などを対象に、外科手術を専門とする診療科です。
神経・整形外科 脳や脊髄、脊椎、骨、関節といった運動器の病気を診断・治療します。
眼科 視覚器として重要な眼の病気全般について、丁寧に診察・治療します。
循環器科 心臓の異常から発生する病気の原因を究明し、適切な治療を行います。
内科 内科疾患全般について確実な診断と適切な治療を提供します。
大動物科  大動物(牛・馬・山羊・緬羊)を対象とした二次診療(紹介診療)に対応します。
検査科 正確な診断を行うために、精度の高い安定した臨床検査を提供します。

 

ご相談・ご予約受付
TEL.072-463-5082
検査・診療には予約が必要です。

 

診療時間
平日(月曜日~金曜日) 午前:9:00~12:00( 受付終了11:30)/午後:13:00~17:00( 受付終了16:00)
休診日:土、日および国民の祝日、年末年始

 

動物科学教育研究センター

動物の特性・飼育・実験方法など動物実験に関するあらゆる情報が集積

当センターは、教育・研究を目的とした共同利用実験動物施設です。病気発症のメカニズムの解明や治療法・治療薬を開発する研究など様々な動物実験を行うことができ、獣医学を核とした動物バイオに関する実践的な教育・研究をサポートします。また、当センターはマウス、ラットなど小型の動物からイヌ、ネコ、ブタなどの中型の動物を、適正な環境で飼育する実験動物施設です。特定の病原体を持たないSPF動物や遺伝子改変動物を飼育する設備、人と動物の共通感染症を予防する研究を支援するBSL2対応実験設備を備えています。さらに、当センターには、動物の特性・飼育・実験方法など動物実験に関するあらゆる情報が集積されており、効率的な施設活用や適正かつ適切な動物実験に関する情報を提供しています。また、動物福祉・動物愛護の啓発も担っています。

動物科学教育研究センター