活動報告

2020年2月14日

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「災害復興支援活動写真展」にて活動報告&写真出展を行いました

2020年1月27日(月)〜30日(木)の期間、大阪市役所本庁舎 正面玄関ホールにて、災害支援を行う様々な団体の活動写真を展示する「災害復興支援活動写真展」が開催されました。開会式が行われた27日には、防災機器や災害派遣車両の展示も行われました。

 

「災害復興支援活動写真展」は、NPO法人 全国災害復興活動支援機構(JDR)が主催して開催されているものです。日本全国を巡回して開催していて、開催地域の協力団体から提供された活動写真を展示する写真展、および災害派遣車両・防災機器の展示などを含めた防災展を開催することで、防災意識の向上とネットワークを次世代につなげることを目的としています。(JDRホームページより要約)

大阪での開催となった今回の「災害復興支援活動写真展」は、自衛隊や近畿地方整備局、大阪府警察本部をはじめとした公的機関、大阪市社会福祉協議会やアルインコ株式会社などの民間、大阪市立天王寺高校や大阪市立大学などの学校組織も関わって開催されました。

私たち大阪府立大学は、活動写真の展示のほか、開会式での「大学生による活動報告」を行いました。活動写真としては、岡山県倉敷市真備町や長野県長野市で行っている写真洗浄の様子を中心に、日々の活動の様子も含めた20枚の写真を展示しました。開会式での「大学生による活動報告」では、V-stationの基本説明、およびV-stationが行っている災害復興支援から地域防災啓発の活動まで、日々行っている活動を大まかに報告しました。

今回このような写真展において、活動報告&写真展示を行う機会をいただいたことで、私たちの活動を広く知っていただく機会になったとともに、災害復興支援には数え切れないほど多くの団体・個人が関わっていることを実感しました。また、各団体・各個人には「支援を得意としている段階」というものが存在し、その段階においてはそれぞれが持つ能力をいかんなく発揮していることが写真を通して知ることができました。例えば、海上保安庁には潜水士がいることから、東日本大震災において津波に流された方々の捜索・救助を海上で行っていました。そのような「現場を映し出した写真」も数多く展示されていました。

大規模ではなくとも私たちのできる範囲で災害支援活動を行わせていただいている私たちは、このような写真展をはじめとする「他の団体の活動を知ることができる機会」を大切にすることで、私たちの活動を定期的に見直して、修正したり改善したりすることができると思います。そして、そのことは被災された方や、これから被災するかもしれない方(私たちも含めて)を対象とする活動を行う私たちにとって、必ず必要なことだと思います。そんなことを思った写真展でした。

 

工学域 機械系学類 2年 陳代修平

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【参考リンク】

災害復興支援 地域防災啓発