ボラセン企画

2022年7月2日

  • オープンデー

V-mate感謝祭を行いました

7月2日、V-stationなかもずにてV-mate感謝祭を行いました。

このイベントは、2022年度前期におけるV-mateの皆さんのボランティア活動に感謝するためのものです。また、普段からよく顔を合わせている人たちはもちろん、あまり面識のない人同士も集まることで、親睦を深め、新しい発見のきっかけとすることも目的としています。

今日は、しらさぎおうちごはんのメンバー、及び同日実施された「ぶどうボランティア」の参加者を迎えました。

14時にオープニングを行い、自己紹介を交わした後、ブドウを食べました。このブドウは、当日「ぶどうボランティア」に参加した人によって収穫され、そのままボランティアセンターまで運んできたものです。

また、2022年前期の活動をダイジェスト形式で振り返る動画を上映しました。

その後は、集まった人同士での雑談を始めました。ここでは、主催者側から決まったお題を設けるのではなく、参加者自身が自由に会話をすることで、自然に親睦を深めることを目指しました。この会話はたいへん盛り上がり、予定時間を超えて17時過ぎまで延長しました。

17時15分頃、映画『happy』を上映することとしました。なお、上映前に、フェアトレード商品である袋入りコーヒーとチョコレートが配布されました。これらを実際に賞味することで、国際的に公正な取引への関心を深めてほしいと考えました。

今回の映画『happy』は、人間にとっての幸福とは何か、どのように生きれば幸福を得られるのかをテーマにしたドキュメンタリー映画でした。世界各地で幸せに生きている人、そうでない人から取材し、幸せに生きるために有効なものを探るとともに、脳科学的、社会科学的な解説も示されました。

映画を見終わってから、感想交流を行いました。この映画は様々な視点から幸福に関する考察を行っており、示唆に富んだものでした。そのため、鑑賞した人の多くにとって幸福について捉え直すきっかけになり、「何に熱中したいか」「自分にとっての幸福な状態とは何か」など自分なりに考えたことを共有し、他者の意見を汲み取ってさらに考えを発展させるプロセスが形成されました。話し込んでいるうちに、すっかり20時前にもなっていました。


このように、参加者同士がリラックスしながら交流することで、思い思いに楽しめる一日となりました。


現代システム科学域 知識情報システム学類 松村優樹