9/11(月)に国立大学法人長崎大学との包括連携協定締結式及び記念シンポジウムを開催しました。
長崎大学との包括連携協定締結式および記念シンポジウムを開催しました
2023年9月11日(月)、大阪国際会議場にて国立大学法人長崎大学との包括連携協定締結および記念シンポジウム開催しました。
今回締結した協定は、感染症分野を中心に、教育・研究・人材育成などの連携・協力を、国際的な「知の拠点」から推進することを主たる目的としています。
締結式
締結式では、辰巳砂 昌弘 大阪公立大学長、河野 茂 長崎大学長の挨拶、吉村 洋文 大阪府知事、大石 賢吾 長崎県知事のビデオメッセージ、掛屋 弘大阪公立大学大阪国際感染症研究センター長と森田 公一長崎大学感染症研究出島特区長の挨拶ののち、両大学長により協定が締結されました。
辰巳砂 昌弘 大阪公立大学長による挨拶
河野 茂 長崎大学長による挨拶
吉村 洋文 大阪府知事による挨拶
大石 賢吾 長崎県知事による挨拶
掛屋 弘 大阪公立大学大阪国際感染症研究センター長による挨拶
森田 公一 長崎大学感染症研究出島特区長による挨拶
両学長による協定書への署名
締結式後の記念写真
記念シンポジウム
締結式後の記念シンポジウムでは、秋野財務副大臣やニャチャンパスツール研究所のDr.Hung所長からの祝辞の後、「グローバルヘルスとメトロポリタンヘルスの融合をめざして~感染症との戦い~」をテーマとし、両大学の研究者らが、自身の研究内容や今後の展開に関する講演等を行い、パネルディスカッションも実施しました。
<祝辞>
秋野 公造 財務副大臣による祝辞
Dr. Hung Thai.Do ニャチャン・パスツール研究所長による祝辞
<講演の様子>
山﨑 伸二 大阪公立大学 大阪国際感染症研究センター
副センター長
発表スライド
<タイトル>
「EXPO25に向けたメトロポリタンヘルスへの取り組み」
<講演内容>
大阪公立大学の総合知を結集した組織「大阪国際感染症研究センター」や、参画する教員の様々な研究内容について紹介。
金子 修 長崎大学 熱帯医学研究所長
発表スライド
<タイトル>
「熱帯医学研究所の推し活・推し話」
<講演内容>
長崎大学が有する熱帯医学研究所の国内外の研究拠点や施設、主な研究内容について紹介。
五石 敬路 大阪公立大学 大阪国際感染症研究センター
社会環境部門長
発表スライド
<講演タイトル>
「感染率と死亡率の社会的要因について」
<講演内容>
新型コロナウイルス感染症の感染率と死亡率の自治体間の差に着目し、貧困や居住環境などの社会的な要因との相関関係の研究を紹介。
安田二朗 長崎大学
高度感染症研究センター副センター長
発表スライド
<タイトル>
「新興感染症の制御とBSL-4施設の活用」
<講演内容>
新興感染症が出現した場合の拡大や流行の制御に向けた研究内容と、長崎大学が有するBSL-4施設を紹介。
<パネルディスカッションの様子>
パネルディスカッションの様子(ファシリテーター)
パネルディスカッションの様子(パネリスト)
<理事長の挨拶>
福島 伸一 公立大学法人大阪理事長の挨拶
全体の様子
記念シンポジウムの最後に、公立大学法人大阪の福島伸一理事長より、今後の両大学の連携に大いに期待すると挨拶がありました。
多くの大学関係者、企業関係者、行政関係者の方々にお集まりいただき、大盛況のうちに終えることができました。