国際化推進本部長挨拶

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多様な価値観を受け入れ、共感し、他者と協働して社会に新しい価値をもたらすことは、VUCA時代と言われる今を生きる私たちに、普遍的に必要とされる素養であるといっても過言ではありません。国際化推進本部では、そのような素養を持つ人を世界に送り出し、最新の研究成果に基づく多様な知を世界に発信することが何よりも重要であると考えています。

そのためには、世界の多様な地域から学生や研究者が集い、最先端の研究や教育が展開される、そういった環境の醸成が何よりも重要です。このような環境の実現に向けて、私たちは大阪公立大学vision 2030の中で、以下の4つの要素を「国際協働」のための指針として掲げています。

  • 世界の学生を惹きつける国際教育プログラムの開発
  • キャンパスの国際化の推進と留学生支援体制の充実
  • 国際研究ネットワークの拡充を通じた国際共同研究の促進
  • 国際的なアントレプレナーシップ拠点の構築

大学の国際化は、学内のあらゆる部署が緊密に連携し、必要となる資源を投入し、構成員それぞれが弛まぬ努力を積み重ねることによってこそ為し得るものです。国際化推進本部がその要となり、それらの実現に向けて尽力したいと考えています。

最後になりますが、これまでにも本学の国際活動のさまざまな局面において、数多くの卒業生の皆さまや保護者の皆さま、教育・研究パートナーの皆さまから、さまざまな手厚いご支援を頂戴しておりますこと、深く御礼を申し上げます。引き続き、本学の国際活動をあたたかく見守っていただけましたら幸いです。

国際化推進本部長
松井 利之