2022年度 共同利用・共同研究計画の提案募集(第2回)
大阪公立大学附属植物園は、2022 年 4 月に文部科学省から共同利用・共同研究拠点「過去に学び未来を拓く植物多様性保全研究・教育拠点」に認定されました。2022年度より、本拠点が保有する絶滅危惧植物コレクションや圃場などの育成設備や研究資源を活用し、本拠点の教員と共同して行う「植物の絶滅と保全」に関する研究提案を募集しています。対象となる植物は、現生、化石、野生、栽培を問いません。植物の絶滅を引き起こす環境変動などに関する研究も対象とします。また、関連する研究集会の開催も募集しています。
申請資格
大学や研究機関などに所属する研究者(大学院生を含む)、植物園などの職員、地域で植物の保全活動に取り組む団体の構成員・自治体の職員からの研究提案を支援の対象とします。大学院生が申請する場合は、必ず指導教員の承認を事前に得てください。
なお、申請できる区分は申請者の属性によって制限があります(下記参照)。
研究実施期間
2022年10月1日から2023年3月31日まで
申請の区分
申請区分は、A.予算支援を伴うもの、B.予算支援を伴わないもの、に大別します。またそれぞれの区分に、以下の4つの区分を設けます。提案していただく研究・集会は、本拠点の教員と共同で行うものに限ります。事前に共同研究を行う本拠点の教員と打ち合わせを必ず行ってください。
下記の採択件数は、区分Aに関するもので、区分Bについては件数上限はありません。
(1) 一般共同研究(上限額30万円/年度・件)
申請資格:国内外の外部研究機関に所属する研究者
採択件数:3件程度
(2)若手支援型共同研究(上限額50万円/年度・件)
申請資格:国内の外部研究機関に所属する35歳以下の研究者
採択件数:2件程度
(3) 地域貢献型共同研究(上限30万円件/年度・件)
申請資格:地域で絶滅危惧植物の保全活動を行う団体
採択件数:2件程度
*研究を主たる活動目的としない団体からの応募も歓迎します。その場合は、研究計画の立案をコーディネーターが支援いたしますので、ご相談ください。
(4) 共同利用集会(上限20万円/件)
申請資格:国内外の外部研究機関に所属する研究者
採択件数:2件程度
*国内外の外部研究機関所属の研究者と本拠点の教員とが行う研究集会を支援します。
応募方法
以下の書類を電子メールにてお送りください。
【提出書類】
- 共同利用・共同研究計画提案書(様式1) (28.4KB)
- 共同研究の実施に関する承諾書(様式2) (16.2KB)
*同一機関から複数名の研究者が参加する場合は、一通にまとめてください。 - 参考資料(形式自由:関連する論文業績,集会のプログラムなど)
- 指導教員の承諾書(様式自由)
*共同研究者に大学院生を含む場合のみ (ただし共同研究者に当該大学院生の指導教員も含む場合は除く)
予算措置がご不要で研究調査利用をご希望される場合は、こちらをご確認ください。
【送付先】
E-mail: gr-bg-res [at] omu.ac.jp
大阪公立大学附属植物園 過去に学び未来を拓く植物多様性保全研究・教育拠点 事務担当 寒川(さんがわ) 宛
※メールの件名に「2022研究提案応募」と明記すること
応募締切
締切は特に設けていませんが、予算上限に達し次第,区分Aの募集は打ち切ります。
区分Aでの応募をご希望の場合は事前にお問い合わせください。
区分Bについては、随時応募を受け付けています。
選考方法
本拠点の課題選考委員会にて選考し、拠点運営委員会での審議を経て決定します。
採否
選考終了後、採否を提案者に連絡します。援助額は希望に沿えない場合があります。
採択後の手続き
- 採択された場合、所属機関への連絡は提案者で行ってください。
- 共同利用・共同研究終了後、共同利用・共同研究報告書(様式3)を拠点事務へ提出してください。
報告書の提出後に論文等が公表された場合は、拠点事務までご連絡ください。
資料ダウンロード
- 2022年度 共同利用・共同研究計画の提案募集要項(第2回) (163.4KB)
- 共同利用・共同研究計画提案書(様式1) (28.4KB)
- 共同利用・共同研究計画提案書(様式1の2) (24.9KB)
- 共同研究の実施に関する承諾書(様式2) (16.2KB)
- 共同利用・共同研究報告書(様式3) 準備中
問い合わせ先
E-mail: gr-bg-res [at] omu.ac.jp
大阪公立大学附属植物園 (〒576-0004 大阪府交野市私市2000番地)
過去に学び未来を拓く植物多様性保全研究・教育拠点 事務担当
*内容に応じて、担当教職員からお返事いたします。