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2017年1月13日
日 時 :2017年2月24日(金)16:15~17:30
会 場 :大阪府立大学大学院 工学研究科 B6棟105教室
〒599-8531 堺市中区学園町1-1
講 演 :「高精度人工衛星の軌道上性能に関わる動力学的諸問題」
講 師 :吉田 憲正氏
大阪府立大学大学院工学研究科航空宇宙分野 客員研究員・非常勤講師
前・三菱電機㈱先端技術総合研究所
講演概要:人工衛星は、打上時の過酷な振動・衝撃・音響環境に耐えるために、衛星構体や搭載機器の構造設計にあたって、十分な動力学的配慮を払わねばならないことは良く知られています。しかし、極めて高い性能が要求される人工衛星では、見かけ上ほぼ無重力環境にある軌道上においても、実は様々な動力学的な諸問題に遭遇します。たとえば、高性能の望遠鏡を搭載して天体を観測する衛星では、姿勢制御用ホイールや冷凍機等の衛星内に存在する各種可動物が動作中に発生するごく微小な外乱によって、衛星構体や観測装置の構造共振がかすかに励起され、それが観測装置の軌道上性能に大きな影響を及ぼす場合があることが、近年わかってきました。このような、高精度人工衛星の軌道上での観測性能に直結する動力学的諸問題について、どのような問題があり、それに対してどんな対策がとられているのか等、衛星開発の最新の話題を紹介します。
参加費 :無料 どなたでも参加いただけます。
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