イベント情報

2024年7月29日

  • 一般向け

2024年度 第18回 宇宙環境シンポジウム

本シンポジウムは、太陽風-地球磁気圏相互作用、宇宙飛翔体近傍環境、宇宙天気予報、帯電放電、宇宙飛翔体プラズマ相互作用などの問題を、理学的・工学的な両側面から取り上げ、各分野の研究者間の知識共有を深めることで相乗効果を引き出し、宇宙開発・宇宙環境利用の発展に寄与することを目指し、2020年まで継続して開催をして参りました。しかしながら、2021年以降はコロナ下ということもあり、また事務局側の体制等にも変化があり、シンポジウムの開催はお休みを頂いておりましたが、今年より再開をさせて頂く運びとなりました。
 
つきましては、宇宙環境に関する最新の研究成果、プロジェクトの紹介、内外の関連分野の動向などの情報交換の場として、宇宙環境シンポジウムを改めてご活用して頂きたく存じます。
下記開催情報をご参照頂き、万障お繰り合わせの上、ご参加頂けますよう、お願い申し上げます。
 
尚、今回の開催からは、シンポジウムというより勉強会の色合いを濃くした、手弁当形式の会議としての再開となりますため、皆様におかれましてもご理解・ご協力を頂けますと幸いです。
 
主 催: 大阪公立大学 航空宇宙工学科
共 催: 東京都市大学 総合研究所 電子物性計測技術研究センター
      宇宙航空研究開発機構 研究開発部門
      日本航空宇宙学会 関西支部

実施幹事:中村雅夫(大阪公立大)、三宅弘晃(東京都市大)、木本雄吾(JAXA)
 

日時:2024年7月29日(月) 午前・午後
場所:大阪公立大学I-siteなんばカンファレンスルームC2・3
   〒556-0012
   大阪市浪速区敷津東2-1-41
    Tel:06-7656-0441
URL: https://www.omu.ac.jp/isite/

開催形式


現地、及びZoom開催
※可能な限り現地に足をお運び頂けましたら幸いです。

聴講申込


登録を済ませていない方は、下記のフォームより事前登録をお願いします。
https://forms.office.com/r/ATDkdsfJnx
オンライン参加の方は事前登録後、下記フォームよりZoomミーティング登録をおこなってください。オンライン聴講に必要な情報が発行され、確認メールが届きます。
https://omu-ac-jp.zoom.us/meeting/register/tJ0vc-yvqz4sHdCQGqd-g7D7G9anE_wyHFyh

懇親会


シンポジウム会場のI-siteなんばアクティブラーニングルームで懇親会の開催を予定しています。
下記フォームから参加申込をお願いします。
https://forms.gle/6WtSYY1w3qUPrCfV7
申込締切 :7月18日(木)

プログラム 2024.7.8版

9:00-9:30 開場・準備
9:30-9:40 開会のあいさつ
9:40-9:55 玉置 晋・斉田季実治(ABLab宇宙天気プロジェクト/茨城大学大学院・ABLab/気象キャスターネットワーク)他、文明進化型の「宇宙天気災害」に備える?宇宙天気防災をリードする人材の役割と育成?
9:55-10:10 西田 美樹(ABLab宇宙天気プロジェクト)他、宇宙天気ニュースの時間です?研究から実用へ
10:10-10:25 田中 智也(茨城大学)、低軌道衛星の降下と太陽紫外線変動の関連性
10:25-10:40 矢尾 晃希(神戸大学)他、SLATS/AOFSミッションによる原子状酸素密度計測
10:40-10:55 森脇 岳斗(神戸大学)他、観測ロケット搭載用大気密度計測システムの開発

10:55-11:10 Break

11:10-11:25 石井 守(情報通信研究機構/名古屋大学宇宙地球環境研究所)、宇宙天気に関する国際動向
11:25-11:40 蘭 尚道(茨城大学)、IRIS衛星で検出された高エネルギー粒子の長期的な振舞い
11:40-11:55 加藤 裕太(富士通株式会社)他、太陽高エネルギー粒子事象への予測の取り組み
11:55-12:10 小原 隆博(放送大学・宮城学習センター)他、太陽磁気中性面に近いソースからの太陽プロトンイベント
12:10-12:25 森 浩一(大阪公立大学)他、電離圏プラズマへのハイパワー電子ビームの放出と伝播に関するPICシミュレーション

12:25-13:45 Lunch Break

13:45-14:00 三好由純(名古屋大学宇宙地球環境研究所)他、2024年5月磁気嵐時の放射線帯変動
14:00-14:15 西宮 祐太(名古屋大学宇宙地球環境研究所)他、Development of a forecast model of the outer radiation belt electrons using the XAI
14:15-14:30 齊藤 慎司(情報通信研究機構)他、リアルタイム運用を視野に入れた低コスト放射線帯物理モデルの開発
14:30-14:45 藤田 茂(統計数理研究所)他、Fundamental physical processes of the solar wind-magnetosphere system in the northward IMF condition

14:45-15:00 Break

15:00-15:15 木本 雄吾(宇宙航空研究開発機構)他、地球近傍放射線影響の研究
15:15-15:30 松井 大智(大阪公立大学)他、衛星表面帯電を引き起こす内部磁気圏プラズマ環境
15:30-15:45 中園 仁(神戸大学大学院システム情報学研究科)他、太陽風プラズマ条件下での月面空隙部帯電特性に関する数値シミュレーション
15:45-16:00 Necmi Cihan Orger(Kyushu Institute of Technology)他、Lunar Surface and Dust Charging over Terminator Region during the CME events of May 8-21 2024
16:00-16:15 Sara Aziz(Kyushu Institute of Technology)他、Experimental Investigation of Utilizing Electron Beam and Electric Field to Release Silica Dust from the Solar Cell Surface Covered with PDMS Film

16:15-16:30 Break

16:30-16:45 遠藤 彰紀(神戸大学)他、非弾性表面散乱を考慮した超熱分子反射モデルによる超低地球軌道衛星の大気抵抗評価
16:45-17:00 上田 一輝(神戸大学)他、超低地球軌道環境特有の材料劣化現象
17:00-17:15 村田 康貴(神戸大学)他、異方性散乱表面を用いた大気吸入イオンエンジン(ABIE)用インテーク
17:15-17:30 劔持 祥星(東京都市大学)他、大気曝露が電子線照射試料の二次電子放出係数に及ぼす影響
17:30-17:45 TBD(東京都市大学)他、TBD
17:45-18:00 意見交換・クロージング

18:00- 懇親会(I-siteなんばアクティブラーニングルームを予定)


(第1回~第17回宇宙環境シンポジウム講演論文集)
https://jaxa.repo.nii.ac.jp/search?page=1&size=20&sort=custom_sort&search_type=2&q=1485
 

問い合わせ先


以下のメールにお問い合わせください。
2024se-symp@tcu.ac.jp
宇宙環境シンポ_実施事務局(東京都市大学・計測電機制御研究室内)
 
                                               以上