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機械工学は、「機械」という範疇に含まれる「もの」を対象として、「ものづくり」のための学理の構築と「もの」の創成・開発・設計・生産・運用を目的とした、工学の基盤分野です。機械系専攻では、機械工学を中心とした幅広い学理、専門知識、論理性、創造性と、豊かな人間性、倫理観を持たせることにより、機械工学を含む幅広い分野における重要課題を、材料からシステム、環境、エネルギーまで、原子・分子レベルのナノ・マイクロスケールから社会のマクロスケールまで、多角的、俯瞰的な視点で認識・考察して、人にも環境にも優しい持続可能な社会の構築に向け、先導的にその克服・解決を発想し実践する技術者・研究者を養成します。
大阪公立大学大学院 工学研究科に進学した人には、研究者、技術者としての主体性を高め、多様な局面に迅速に対応し、問題の本質を見抜き解決できる能力を身につけてほしいと考えています。そのために、工学研究科では、学生の勉学と研究を積極的に支援するとともに、従来の専攻の枠組みにとらわれない学際的な研究体制を発展させ、多彩な教育・研究指導により、世界的に優れた成果を得る機会と環境を提供します。また、大学院生による海外での研究発表を積極的に推奨するとともに、社会人の学位(博士〈工学〉)取得も応援します。工学の分野で社会に貢献する使命感を持つ学生を受け入れたいと考えています。具体的には、以下のいずれかあるいは複数の素養や能力を持った人を求めます。