スマートセンシング工学研究室について

研究室について

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外界環境の認識や,データ計測などのためにセンシングは重要で,古くから様々なセンサ開発が行われてきました.2000年ごろからMEMS技術の進展に伴う小型化技術や安価化などを背景に,ユビキタスやパーベイシブなどと呼ばれる計算機分野の考え方に基づきセンサを多数環境内に配置することが可能になってきました.

そして,2010年頃からIoTの考え方が進展し,ネットワークでの収集やクラウド接続などが当たり前になってきている状況です.

加えて,蓄積された多数のデータ(ビックデータ)に対しても,同時期からの深層学習に代表される人工知能技術のブレークスルーの影響を受けて,単にセンサ計測だけでなくそのデータの解析技術も重要となってきています.そのようなセンシングを取り巻く計測,収集・蓄積,解析のそれぞの要素技術についての研究を行いながら,その応用として,主に,在宅高齢者の見守りや,医療分野(主に看護分野)への応用に取り組んでいます.