Work
Field Work
都市計画研究室には「実験室」はありません。日々活動を続けている都市そのものが、我々の研究活動となります。そこで、都市計画研究室では、教育・研究活動の一環として、フィールドワークを重視し、積極的に活動を展開しています。
<関連する進行中の研究>
民間財団助成研究関連:
・歩行者アクティビティへの分析に基づく災害弱者の避難に寄与する歩きやすい市街地整備手法に関する研究
・歴史的市街地における空き家物件活用型宿泊施設の改修・活用プロセス及び周辺地域に対する影響・効果に関する研究
科研関連:
・エリアマネジメント団体による景観マネジメント活動の実態とその効果に関する研究
・都市公園での利用者実態にみるPPP型再生手法の効果とサードプレイス機能
梅田エリアマネジメント・社会実験関連:
・グランフロント大阪北館西側歩道空間の魅力化研究
・エリアマネジメント活動によるアクティビティ調査
・梅田スノーマンフェスティバル来街者調査
<近年の実績>
・梅田エリアマネジメント
・グランフロント大阪北館西側歩道空間社会実験
・道修町再生プロジェクト、御堂筋協議会
・天王寺公園、てんしばエリア
・ミナミ御堂筋、ミナミエリア
・生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪
・水都大阪フェス
・アーバンデザイン甲子園
・船場博覧会
・北新地ガーデンブリッジオープンカフェ社会実験
・まちのコモンズ(都心公開空地、近代建築を活用した社会実験)2008-2010
・船場まつり
・どっぷり昭和町
・船場研究体(大阪都心船場のまちづくり団体、大阪大学、成安造形大とのコラボレーション)
・堺市南区区民まちづくり会議・まちづくりビジョン(郊外ニュータウン周辺都市空間の再生)
・日本建築学会創立120周年記念近畿支部設計競技「美しいまちをつくる,むらをつくる」最優秀賞
・大阪都市計画史研究会(大阪府建築士事務所協会機関誌「まちなみ」への連載)
・大阪市美観地区の計画思想と景観法の活用
・中之島、安治川等の水都アーバンデザイン構想
・御堂筋の街並み景観シミュレーション
・神戸2050年の都心デザイン提案
・上海市静安区南京西路道路景観設計基本計画策定
・茨木市総合計画策定、茨木市高度地区導入検討
・箕面市景観計画策定、大阪市景観計画策定、和歌山県景観条例策定 等
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(通称:イケフェス大阪)
coming soon…
「ひらめき広場」プロジェクト(@中百舌鳥)
大阪市立大学と大阪府立大学が統合され、新たに設置される「大阪公立大学」のスタートを記念し、中百舌鳥キャンパスに「ひらめき広場」を整備。地域に開かれた緑の活動拠点の創造を目指しています。
整備にあたっては、本研究室と(旧)大阪府立大学緑地計画学研究室の学生がそれぞれの専門分野を活かしながら意見交換を重ね、協働して一つの提案としてまとめ上げました。
「まえにわ」プロジェクト(@杉本)
「まえにわ」とは、本学杉本キャンパス1号館前の広場のことを指します。この広場は、かつて大阪市立大学のシンボルであったワシントンヤシが立ち並んでいましたが、強風による倒木の危険からすべて伐採され、閑散とした広場となっていました。
この場所を「再び大学の顔となる広場」にしたい!という思いから、「まえにわデザインWG(ワーキンググループ)」という学生団体が発足し、アクティビティ調査・アンケート調査を行い、フォトスポットの創出や学園祭に合わせた映画祭の開催、「まえにわピクニック」や「まえにわビアガーデン(上記の写真)」の開催など、多くのイベントを開催してきました。また、イベント時だけでなく日常的に「まえにわ」を活用してもらいたい!という思いから、ハード面では可動式の座具の制作も行っています。
現在、本研究室をはじめ建築学等、約30名のワーキングメンバーが参加し、何度も検討会議を重ね、想いを込めた空間デザイン案を完成し、活気ある「まえにわ」ができる日を目指して活動を続けています。
水都大阪
coming soon…
まちのコモンズ
2009年秋。11月16日から21日までの5日間。まちのコモンズが帰ってきました。内容は昨年度よりさらにパワーアップ。エリアも拡大して、様々な方々に御協力の環を広げていきました。
少しずつ、まちづくりの動きにつながってきています。船場の文化、歴史、空間の面白さを再発見できる試みです。
水辺ピクニック
東横堀川でのまちづくりを展開するe-よこ会とRIPS(パブリックスタイル研究所)が取り組む社会実験、e-よこ水辺ピクニック'09にも参加。嘉名や研究室学生だけでなく、研究室OBOGも参加してくれました。公共空間の使いこなしから空間のあり方、デザインのあり方、マネジメントのあり方、そして制度のあり方を摸索する試みです。