イベント情報

第77回KaSpI宇宙セミナー「電波天文観測装置と情報通信技術」

  • 受付終了
  • 公開講座

2023年9月4日(月)

I-siteなんば

ブラックホールの姿を鮮明にとらえるなどの最新の成果により、電波望遠鏡を用いた天文観測システムへの関心が国際的に高まっています。SKAO(イギリス)System Scientist の浅山 信一郎氏に、電波天文観測システムと情報通信技術の関係について、わかりやすく解説していただきます。

イベント内容

【日時】
2023年94日(月) 18時30分~20時

【概要】
Square Kilometre Array(SKA)は、センチ波・メートル波帯(観測周波数 50MHz ‐15GHz) の次世代大型電波望遠鏡として建設が進められており、宇宙初期の天体形成の解明や重力理論の検証などの科学目標に挑みます。電波天文観測システムは、情報通信技術革命を背景に新しい段階を迎えています。本セミナーでは、 SKAを実例として、電波天文観測システムと情報通信技術の関係について紹介します。
また、近年のアマチュア無線技術の発展により家庭でも実現可能となった、ネット通販で入手できる安価で手軽な機器を用いた電波天体観測の実例もご紹介します。

【講師】
浅山 信一郎(あさやま しんいちろう)氏 〈SKA Observatory System Scientist〉

大阪府立大学大学院理学研究科物質科学専攻終了後、南米チリ・アンデスの標高5,000mの高地に完成した電波望遠鏡「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA)」の建設に従事。国立天文台チリ観測所所長を経て、2020年12月よりイギリスのSKA Observatory本部にSystem Scientistとして着任。専門は電波天文学、博士(理学)。

開催場所詳細

大阪公立大学 I-siteなんば
大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階・3階
アクセス

対象

どなたでも

定員

50名

参加費

無料

申込期間

開催当日まで申込み可

申込方法

大阪公立大学 宇宙科学技術研究センター(担当 小川 英夫)、または、関西宇宙イニシアティブ 事務局(担当 大久保 博志)宛にメールにて参加希望をお知らせください。
Eメール kaspi[at]omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください
※ 聴講可の場合お返事は差し上げません。

お問い合わせ先

特定非営利活動法人 関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)
Eメール kaspi[at]omu.ac.jp ※[at]を@に変更してください。

主催、後援等

【主催】
特定非営利活動法人 関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)
大阪公立大学 宇宙科学技術研究センター

【協賛】
日本航空宇宙学会関西支部

該当するSDGs

  • SDGs04