イベント情報

第79回KaSpI宇宙セミナー「月面天文台 TSUKUYOMI 構想」

  • 受付終了
  • 公開講座

2024年1月30日(火)

I-siteなんば

JAXA探査機SLIMが2024年1月20日に日本初の月面着陸に挑戦します。月面では、いま様々な探査や利用計画がすすめられていますが、日本の月面天文台構想-TUKUYOMI-について、国立天台の井口聖教授にお話を伺います。 

開催日時:2024年1月30日(火)18:30~20:00

イベント内容

【講演】 
第79回KaSpI宇宙セミナー「月面天文台 TSUKUYOMI 構想」

【講師】
井口 聖氏(自然科学研究機構国立天文台教授)

【講演概要】 
日本のアルテミス計画への参画を念頭に、研究機関および大学等の研究者が協力し、月面からの天体観測のフィジビリティ検討を追究してきた。 月面天文台を構想にするにあたり、地上の厳しい環境下では観測することができないメートル波帯(観測周波数50MHz 以下)に着目し、「宇宙物理」、「惑星科学」そして「月の科学」の3 つ分野にまたがる科学目的を検討してきた。 特に宇宙物理では星形成や宇宙再電離の影響を受けず純粋に宇宙論のみで決まるとされる「暗黒時代における21cm 線グローバルシグナル(空間的な平均温度)」の検出を目指す。 本講演では、我々がけん引する月面天文台 TSUKUYOMI構想に関する科学目的、概念設計とフィジビリティ検討について報告する。
      
【講師紹介】
井口 聖(いぐち・さとる)
南米チリの標高 5,000m に設置された電波望遠鏡「アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(ALMA) 」にて、東アジア・プロジェクトマネージャとして建設そして初期運用をけん引した。 また次期中期計画となるALMA2の立案にも貢献した。 専門は、電波天文学。 現在は、自然科学研究機構国立天文台教授。

開催場所詳細

大阪公立大学 I-siteなんば
大阪市浪速区敷津東2丁目1番41号 南海なんば第1ビル2階・3階
アクセス

対象

どなたでも

定員

50名

参加費

無料

申込期間

開催当日まで申込み可

申込方法

参加申し込みは下記のGoogleフォームからお願いします。
https://forms.gle/Kcf18e8Ni67ZJ2sE7

お問い合わせ先

大阪公立大学 宇宙科学技術研究センター、または、関西宇宙イニシアティブ事務局
Eメール kaspi[@]omu.ac.jp [at]を@に変更してください

主催、後援等

【主催】
特定非営利活動法人 関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)
大阪公立大学 宇宙科学技術研究センター

【協賛】
日本航空宇宙学会関西支部