第82回KaSpI宇宙セミナー「小型月着陸実証機SLIMの月着陸とその成果」

受付中

2024年9月14日

文化交流センター

2024年9月14日(土）、関西宇宙イニシアティブ（KaSpI）・大阪公立大学宇宙科学技術研究センターは、第82回KaSpI宇宙セミナー「小型月着陸実証機SLIMの月着陸とその成果」を開催します。

2024年1月20日に世界で初となる精度10ｍのピンポイント月面着陸を成功させた小型月着陸実証機SLIMの成果について、JAXA宇宙科学研究所の坂井真一郎先生にお話を伺います。ぜひご参加ください。

※今回会場が通常の会場（I-siteなんば）とは異なり、本学梅田サテライトの文化交流センターになります、ご注意ください。
　開催場所詳細をご確認ください。

開催日時

2024年9月14日（土）　13:30~15：00

イベント内容

【講演】
第82回KaSpI宇宙セミナー
「小型月着陸実証機SLIMの月着陸とその成果」

【講師】
坂井真一郎氏　（JAXA宇宙科学研究所教授、SLIM プロジェクトマネージャー）

【講演概要】
JAXAが開発した小型月着陸実証機SLIMは、2023年9月7日にH-IIA 47号機にて打ち上げられた後、2023年12月25日に月周回軌道に到達、2024年1月20日に日本初となる月面軟着陸に成功しました。その着陸性能は精度として10m程度と評価され、世界初となるピンポイント着陸成功が確認されています。着陸直前に分離した２機のローバが自律・協調して届けてくれた“月面上のSLIM”の写真は、私たちにとっても大変印象的なものとなりました。また、「降りたいところに降りる」ことができたことで、月起源の解明に繋がり得る貴重な科学観測も行えています。結果として果たせた越夜なども含め、SLIMの月着陸とその成果についてご紹介します。

【講師紹介】
坂井真一郎　(さかいしんいちろう)
JAXA宇宙科学研究所宇宙機応用工学研究系教授．SLIMプロジェクトマネージャー
東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了（2000年）。日本学術振興会特別研究員を経て2001年に宇宙科学研究所に助手として採用後、れいめい（INDEX）、ASTRO-G、ひさき（SPRINT-A）、あらせ（ERG）等、科学衛星の姿勢制御系開発に従事。併せて人工衛星の姿勢制御、電磁気フォーメーションフライト、探査機の着陸航法誘導制御等の研究に従事。2005年11月から准教授、2019年4月から教授。2016年4月からSLIMプロジェクトマネージャーを併任。東京都出身。

開催場所詳細

大阪公立大学文化交流センター

〒530-0001
大阪市北区梅田1-2-2-600大阪駅前第2ビル6階梅田サテライト
アクセス（文化交流センターサイト）

対象

どなたでも

定員

50名

参加費

無料

申込期間

当日（2024年9月14日）まで申込み可能

申込方法

参加登録フォームからお申し込みください。
参加登録フォーム（外部サイト）

お問い合わせ先

Eメール：kaspi[at]omu.ac.jp　
[at]を＠に変更してください。

主催、後援等

【主催】
関西宇宙イニシアティブ（KaSpI）
大阪公立大学宇宙科学技術研究センター
KasPi Webサイト（外部サイト）

【協賛】
日本航空宇宙学会関西支部

イベント情報

第82回KaSpI宇宙セミナー「小型月着陸実証機SLIMの月着陸とその成果」