イベント情報
「オープンラボセミナー2024」ー日本企業のネットワークセキュリティに関する 脆弱性評価結果と対応策を提言するー
- 受付終了
- イベント
2024年9月19日
オンライン
2024年9月19日(木)、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)ユニバーサルコミュニケーション研究所けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会が主催、大阪公立大学が共催として、「日本企業のネットワークセキュリティに関する脆弱性評価結果と対応策を提言する」をテーマとして「オープンラボセミナー2024」を開催いたします。
本学関係者は無料で参加できますので、奮ってご応募ください。
- 開催日時
2024年9月19日(木) 15:00-16:35
- イベント内容
講演1
「3つのPKI を活用した信頼できる企業網の作り方~オンラインサービス用アバターがなりすまし攻撃の踏み台にならないために~」
【講師】
浅見 徹(特定非営利活動法人けいはんなアバターチャレンジ・理事長、株式会社国際電気通信基礎技術研究所 代表取締役社長 他)【概要】
コロナ以後、アバターを使った接客サービスのオンライン化が進んでいる。昨年秋に、けいはんなアバターチャレンジ・プレ大会2023を開催した際、これからのインフォデミック時代にはアバターの操作者を同定することが非常に困難になると感じ、この観点で日本企業のセキュリティについて定量評価を行った。調査は、Mail、Web のアプリを用い、Fortune500 の日本企業、官公庁、セキュリティベンダの安全度を定量的に評価し、業界単位での実装水準を比較した。この結果、TLS 実装に問題がある企業が多いこと、また、なりすまし攻撃の踏み台になることを避けるためのDNSSEC の導入は進んでいないことなど、企業網セキュリティの低さを実感した。企業網の管理のような非競争分野における企業間連携の大事さを訴えたい。講演2
「Google のメール送信者ガイドライン設定が日本のメールセキュリティに与えたインパクト」
【講師】
近藤 大嗣(大阪公立大学大学院情報学研究科 基幹情報学専攻 准教授)【概要】
Google は2023 年10 月3 日、Gmail アドレスに対する迷惑メールを排除するため、新たなメール送信者ガイドラインを設定した。このガイドライン中には、SPF、DKIM、DMARC のようなメール送信者認証の有効化等に関する要件が含まれている。多くの一般メールユーザがGmail アドレスを利用していることを考慮すると、メール送信者は確実にそのようなユーザに対してメールを送信するために、このガイドラインへの対応を行う必要がある。この講演では、Google のような巨大メール事業者が設定するメール送信者ガイドラインが日本のメールセキュリティに与える影響について調査した結果を報告する。- 対象
どなたでも
- 定員
先着100名
- 参加費
本学学生・大学院生・教職員は無料
- 申込期間
2024年9月13日(金)まで
- 申込方法
フォームによる事前申し込み
https://forms.office.com/r/s7nkMML7YC?origin=lprLink- お問い合わせ先
けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会事務局
E-mail: kyogikai-info[at]khn.nict.go.jp
※[at]を@に変更してください。- 主催、後援等
【主催】けいはんな情報通信オープンラボ研究推進協議会ユニバーサルコミュニケーション分科会
【後援】大阪公立大学
該当するSDGs