イベント情報

法科大学院ブリッジ企画「最高裁判例獲得に至る労働事件の弁護士活動」

  • 申込不要
  • イベント

2024年10月9日

杉本キャンパス

法科大学院では、法律を体系的に理解し、それを現実に起きる紛争に応用する能力の修得が求められます。本学においても、この目的に沿ったカリキュラムが組まれていますが、現実の紛争は多様であり、理論と実務との間で互いに検討すべき課題が多くあります。

この理論と実務との架け橋をはかる企画がブリッジ企画です。ブリッジ企画は毎年テーマを変えて開催しており、今回は「最高裁判例獲得に至る労働事件の弁護士活動」をテーマに講演を行います。

開催日時

2024年109日(水)13151445

イベント内容

法の適用される場面においては、先例として最高裁判例が重要な意味を持ちます。とくに労働法の分野では、日々の職場の労務管理にも、最高裁判例の考え方が大きな影響をもたらします。職場では、労働法規や最高裁判例の考え方に反しないよう、労務管理が行われるからです。そのような、長年にわたり職場に大きな影響を与えてきた最高裁判例に、1986年の東亜ペイント事件判決があります。この判決は、労働契約関係において、使用者側が労働者側に転勤や配置転換などを命ずる権限を非常に広く認めるものでした。

その判決から38年を経て、今年の4月26日、本学法科大学院特任教授である塩見卓也弁護士が労働者側代理人を務める、滋賀県社会福祉協議会事件で、配転命令についての新しい最高裁判例が出ました。今回の企画では、最高裁判例獲得に至る弁護士活動や、新たな最高裁判例が出たことの社会的意味について、塩見卓也特任教授にお話しいただきます。

開催場所詳細

大阪公立大学 杉本キャンパス
1号館3137教室

対象

どなたでも

参加費

無料

申込方法

当日直接会場へお越しください。

お問い合わせ先

本部事務機構学務部教育推進課法学部教務担当
Tel:06-6605-2301

主催、後援等

主催)大阪公立大学大学院法学研究科法曹養成専攻

後援)大阪公立大学法学会

関連リンク

大阪公立大学大学院法学研究科法曹養成専攻 Webページ
https://www.omu.ac.jp/lawschool/info/news/entry-13230.html

該当するSDGs

  • SDGs04
  • SDGs16