イベント情報
第84回KaSpI宇宙セミナー「史上最大級のエネルギーをもつ宇宙線「アマテラス粒子」の検出」
- 受付中
- 公開講座
2024年12月2日
文化交流センター
2024年12月2日(月)、関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)・大阪公立大学宇宙科学技術研究センターは第84回KaSpI宇宙セミナー「史上最大級のエネルギーをもつ宇宙線「アマテラス粒子」の検出」を開催します。
「アマテラス粒子」検出などの成果により今年度の大阪科学賞を受賞した藤井 俊博准教授に、宇宙線の謎についてわかりやすく解説していただきます。ぜひご参加ください。.
※聴講可の場合、お返事は差し上げません。お気軽にお越しください。
- 開催日時
2024年12月2日(月) 18:30~20:00
- イベント内容
第84回KaSpI宇宙セミナー
【講演】
史上最大級のエネルギーをもつ宇宙線「アマテラス粒子」の検出【講師】
大阪公立大学大学院理学研究科 藤井 俊博准教授【講演内容】
わたしたちの身の回りには、「宇宙線(うちゅうせん)」と呼ばれる高エネルギーの粒子がふりそそいでいます。1912年に発見された宇宙線には、10の20乗電子ボルト(= 100エクサ電子ボルト)をこえる極めて高いエネルギーをもつ「極高エネルギー宇宙線」が地球へ到来していることが明らかになりました。極高エネルギー宇宙線が、どこでどのように生まれ、地球にやってきたかについては明らかになっておらず、宇宙における最大の謎のひとつとなっています。本講演では宇宙線の謎について紹介し、北半球最大の実験装置であるテレスコープアレイ実験、そして史上最大級のエネルギーをもつ宇宙線「アマテラス粒子」について解説します。【講師紹介】
藤井 俊博 (ふじい としひろ)大阪公立大学大学院理学研究科 南部陽一郎物理学研究所 准教授
大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程修了、博士(理学)取得(2012年)。宇宙物理学者。
学位取得後、シカゴ大学カブリ宇宙物理学研究所、東京大学宇宙線研究所での博士研究員、2018年より京都大学白眉センター(第9期)特定助教を経て、2022年より現職。専門は極高エネルギー宇宙線の観測的研究。テレスコープアレイ実験での宇宙線観測を進めながら、次世代計画へ向けた新型宇宙線望遠鏡の開発を主導している。日本物理学会若手奨励賞(2018年)、宇宙線研究者会議宇宙線物理学奨励賞(2018年)、大阪公立大学南部陽一郎記念若手奨励賞(2024年)、第42回大阪科学賞(2024年)受賞。奈良県出身。- 開催場所詳細
大阪公立大学 文化交流センター(梅田サテライト)
文化交流センターアクセスマップ- 対象
どなたでも
- 定員
50名
- 参加費
無料
- 申込期間
【申込締切日】2024年12月2日(月)
- 申込方法
参加登録フォームよりお申込みください。
参加登録フォーム(外部サイト)- お問い合わせ先
Eメール:kaspi[at]omu.ac.jp
[at]を@に変更してください。- 主催、後援等
【主催】
関西宇宙イニシアティブ(KaSpI)
大阪公立大学 宇宙科学技術研究センター
【協賛】
日本航空宇宙学会関西支部
該当するSDGs