記事

2025年2月13日

  • 学部・学域
  • 文学
  • 法学
  • 経済学
  • 商学/経営学
  • 都市経営

【開催報告】文系5研究科の研究シーズ交流イベント

2025年2月4日(火)、大阪公立大学杉本キャンパスにて文系5研究科の交流イベントが開催され、学内外から対面とオンラインの両方合わせて約40名が参加しました。
文学研究科、法学研究科、経済学研究科、経営学研究科、都市経営研究科の分野を横断する学術交流の場となり、分野を超えた議論が白熱。盛況のうちに終了しました。

セッションⅠレポート:社会の構造を見る

文学研究科博士後期課程2年の小森 紗季さんからは、「14 世紀初頭南仏トゥールーズ東部地方における 「善き人」の信仰拡大経路について」という発表がありました。
法学研究科博士後期課程2年の楊 建陽さんは「結合型・橋渡し型・連結型社会関係資本がポピュリスト急進右翼政党支持に与える影響 ―英国における2014年欧州議会議員選挙を事例として―」と題する報告を行いました。経済学研究科の明戸 隆浩准教授による「生成AIのバイアスをどう測るか―ChatGPT以降に「AIと差別」を考えるために―」という題目の報告でセッションⅠは締めくくられました。

文学研究科 後期博士課程2年の小森 紗季さん文学研究科 後期博士課程2年の小森 紗季さん

法学研究科 後期博士課程2年の楊 建陽さん法学研究科 後期博士課程2年の楊 建陽さん

経済学研究科の明戸 隆浩准教授経済学研究科の明戸 隆浩准教授

セッションⅡ:現代社会における「モノ」の管理

経営学研究科の高木 修一准教授は「人口減少下における企業の製品開発と品質管理」について発表しました。続いて、法学研究科の吉原 知志准教授は「マンション法の体系構想」について報告しました。さらに、都市経営研究科の高野 恵亮教授からは「漂着ごみ対策と議員立法」という発表があり、セッションⅡおよび今回のイベント全体が締めくくられました。

経営学研究科の高木 修一准教授経営学研究科の高木 修一准教授

法学研究科の吉原 知志准教授法学研究科の吉原 知志准教授

都市経営研究科の高野 恵亮教授都市経営研究科の高野 恵亮教授

会場の様子会場の様子

予稿集は『文学研究科特設サイト 「新機軸」の展開に向けてWebサイト』でご覧いただけます。

企画運営委員会インタビュー

文学研究科 北村 昌史教授
「文系5研究科の間の学術的な交流を促すために今回のイベントを企画しました。当日は質疑応答も活発で、今後、学問的に生産的な関わりが生み出されていくことを十分期待させるものでした。」

参考リンク

大阪公立大学文系5研究科の研究シーズ交流イベント(大阪公立大学文学研究科特設サイト 「新機軸」の展開に向けてWebサイト)