お知らせ

コミュニティ防災を学ぶためのプラットフォーム 「MUSUBOU~むすぼう、みんなの防災~」を一般公開

2022年5月10日

  • プレスリリース
  • 大学からのお知らせ

大阪公立大学 都市科学・防災研究センターでは、eラーニング形式で防災知識の学習を促進するためのプラットフォームを2022年5月より一般向けに公開いたします。
本プラットフォームは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)『SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(ソリューション創出フェーズ)』に採択された『コミュニティ防災人材育成システムの全国展開に向けた実証プロジェクト』の一環として開発しました。3段階に分けて展開するコミュニティ防災人材育成プログラム「MUSUBOU」のオンライン学習と実践的学習を支援し、参加者の交流を促進するもので、個々の防災力向上に加え、自身が関わるコミュニティメンバーの防災力向上、他コミュニティとの連携力向上を目的としています。コミュニティをつなぐ防災人材の養成が進むことで、地域コミュニティの連携強化や地域全体の防災力の向上につながると期待できます。

【公開URL】
https://www.hdcdp.jp/(Webサイト)
https://www.musubou.net/(プラットフォーム)

コミュニティ防災人材育成プログラム「MUSUBOU」

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第1段階 知識編
 eラーニング学習 Moodleによるオンライン学習
 プラットフォームを一般向けに開放。現在第1段階の12本の動画を公開。講義一覧は別添チラシ裏面をご参照ください。
第2段階 実践編
 レクチャー、ワークショップとアプリ活用 オンラインと対面による実践学習、能力と技術の取得
第3段階 インストラクター養成編
 レクチャー、ワークショップとOJT ロールプレイングによるOJT研修、受講生の相互評価や交流

都市科学・防災研究センター(Urban Resilience Research Center: UReC)

 都市が直面する複合的かつ多次元的なリスク・危機に対して、学内外の知見や資源を結集し、産学官民が共同で都市のリスク・マネジメントやガバナンスに関わるプラットフォームとして、教育・研究・社会貢献を展開する組織。 2022年4月1日設立。

【Webサイト】
https://www.omu.ac.jp/orp/urec/

地域には自治会等の地域団体だけでなく、子育て世代、中学生、福祉団体、企業など多様なコミュニティが存在します。災害の基本知識を学び、身近なコミュニティで防災に取り組みたいものの、時間的余裕がなく自治会活動には参加できず、学習の場が得られないという方々へのプラットフォーム「MUSUBOU」を構築しました。個人・グループで気軽に「MUSUBOU」へ参加し、場所・時間を問わず防災を学び、多様なコミュニティとの交流の機会を得ることができます。本プログラムでは、地域の日頃からのつながりを強化し、非日常となる災害時に対応できる人材を育成します。そして、このような人材の輪を広げることで、より広い地域の防災力向上へと寄与することを目指します。                              

副所長 三田村宗樹



プレスリリース全文 (554.7KB)

本件に関する問い合わせ先

都市科学・防災研究センター事務局(担当:河本)
TEL:06-6605-2902 

Email:koumoto[at]omu.ac.jp [at]を@に変更してください。