お知らせ

2022年6月、人形浄瑠璃文楽の人形遣いである桐竹勘十郎さんが、大阪公立大学として初の特別客員教授に就任しました。

特別客員教授は、国際的に著名な研究者または国内外において顕著な業績をもっておられる方で、国際的な視野から本学の教育研究活動のより一層の推進・発展に対する貢献が期待され、高度かつ広範囲にわたる用務に携わっていただく方へ授与する称号です。

桐竹氏は、2004年度より文学部の特別授業科目として開設されている「上方文化講座」の講師を長年にわたりつとめておられます。
同講座は、大阪の地に歴史的に育まれた文化、とりわけ伝統芸能「文楽」に光をあて、学問的体系の下に学ぼうとするもので、文楽界の中核を担う桐竹勘十郎氏（人形遣い）、竹本錣太夫氏（太夫）、鶴澤清介氏（三味線）を講師としてお迎えし、実演を交えた充実の内容となっています。
学生と共に、一般市民の方にも学びの機会を提供している点も特徴で、全国各地から参加申し込みが寄せられる人気の講座です。コロナ禍で中断していましたが、今年度は3年ぶりの開催となります。

本学　上方文化講座での解説・実演の様子

関連情報

大阪公立大学文学部特別授業　上方文化講座2022「伊賀越道中双六」
https://www.lit.osaka-cu.ac.jp/archives/7075