お知らせ

内閣府 総合知ワークショップ@大阪公立大学を開催しました

2022年8月22日

  • 研究
2022年8月5日(金)、中百舌鳥キャンパスにおいて、「内閣府 総合知ワークショップ@大阪公立大学」をハイブリッド形式にて開催しました(内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局との共催)。第6期科学技術・イノベーション基本計画*1では、我が国が目指す社会像(Society 5.0)の実現に向けて、「総合知による社会変革」を推進することとしています。内閣府では、第6期科学技術・イノベーション基本計画を踏まえて2022年3月にまとめられた「総合知の基本的考え方及び戦略的に推進する方策 中間とりまとめ」*2を広く社会に発信し、総合知の活用を推進するとともに、総合知の活用事例の収集や、推進方策の改善・強化に向けた情報収集等を行うためのキャラバンを実施することとしており*3、今般開催されたワークショップもその一環となります。
辰巳砂学長挨拶

辰巳砂学長挨拶

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内閣府髙原審議官

ワークショップでは、辰巳砂学長による開会挨拶のあと、内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局の髙原審議官より不確実性の時代における総合知の重要性と、大阪公立大学への期待についてご挨拶を賜りました。また、内閣府 科学技術・イノベーション推進事務局の佐野ディレクターから「総合知の基本的考え方及び戦略的に推進する方策 中間とりまとめ」についてご講演いただきました。続いて、本学における総合知の活用事例として、現代システム科学研究科の山野教授による「すべての子どもの社会的孤立・孤独・排除を予防する学校を中心としたシステムの開発」についての講演とともに、総合知を活用する「場」の形成に関して、藤村副学長より「イノベーションアカデミー構想」*4の説明がありました。講演後は、講演者およびオンサイト・オンライン参加者による総合討論が行われ、異なる専門/背景をもつ者同士が連携するための課題、「場」の作り方、人材育成などに関して、大変活発な質疑応答とディスカッションが展開されました。

当日はオンサイト・オンライン合わせて本学法人、執行部、教職員、学生、関係者から62名、内閣府から7名の参加(事務局除く)があり、大変盛会裏に終了しました。本ワークショップにおける議論も踏まえつつ、内閣府ではワークショップ、ウェビナー、シンポジウムを含む総合知キャラバンを進めていく予定です。

【参考情報】

*1 第6期科学技術・イノベーション基本計画 https://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/index.html
*2 「総合知の基本的考え方及び戦略的に推進する方策 中間とりまとめ」 https://www8.cao.go.jp/cstp/sogochi/index.html
*3 https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20220707/siryo1.pdf
*4 イノベーションアカデミー構想 https://www.omu.ac.jp/i-academy/

内閣府 総合知ワークショップ次第@大阪公立大学 議事次第

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内閣府科学技術・イノベーション
推進事務局 
佐野ディレクターご講演

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山野教授講演

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藤村副学長講演

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総合討論の様子(橋本副学長発言)

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総合討論の様子
(大阪府立大学卒業生・
コミュニティデザイナー 山崎氏ご発言)

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会場全体の様子

お問い合わせ先

学長室/企画課
TEL:072-254-8419

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