お知らせ
「バイキンズワールド」を開催
2022年8月26日
- 教育
- 学生の活動
2022年7月29日(金)、医学部スキルスシミュレーションセンター(SSC)にて、小学生に向けた公開講座「バイキンズワールド」を開催しました。
このイベントは2022年度の子ども向け公開講座「大阪公立大学★高専 小中高生サマーラボ」の一プログラムとして開催されたもので、バイキン(目に見えないカビや細菌、ウイルスなど)について早期から学び、感染対策の意識を深めてもらうため、大阪市立大学時代から定期的に開催しています。小学3年生~6年生を対象とし、多数の応募・抽選を経て19名が参加しました。
医学研究科 金子 幸弘(かねこ ゆきひろ)教授がバイキンの名前を覚えやすくするため、それぞれの菌の特性を盛り込んだオリジナルキャラクターを作成しました。それらキャラクターが登場するiPad用ゲームで遊びながら学べるなど、プログラムには各種の工夫が施され、またバイキンとは思えない可愛い「あみぐるみ」の人形なども展示されていました。
参加者は聞きなれないバイキンの名前もすぐに覚え、また活発に手をあげ、積極的に参加していました。薬が効かない耐性菌(たいせいきん)の少し難しい話にも熱心に耳を傾け、プログラム最後に行った「早押しクイズ大会」では果敢にアタックし、イベントは盛況裡に終わりました。最後に金子先生から参加者一人ひとりに修了証が手渡され、優勝者・準優勝者には本やゲーム用のカードなどが賞品として渡されました。
教員のコメント
医学研究科 教授 金子 幸弘〈クリエーター名:染方 史郎(そめかた しろう)〉
3年ぶりの対面開催で、活気をじかに感じることができました。薬剤耐性菌自体は楽しいものではないですが、学びは楽しさが重要と考えています。小学生でもメチシリン耐性黄色ブドウ球菌を理解してくれたので、医学部生も負けないように頑張ってほしいと思います。
講習会の様子
早押しクイズ大会
バイキンズワールドのキャラクター
修了証の授与式
■大阪公立大学医学部スキルスシミュレーションセンターとは
各種シミュレーション器材を揃えた、医療現場等で役立つ様々な技術をトレーニングすることができる施設です。管理人が常駐し、いつでも器材を利用できる態勢を整えています。医療従事者や医学部の学生だけでなく、一般職員に対しても講習会を開き、危機管理意識を高めています。
■関連情報
医学研究科 細菌学Webサイト
http://www.med.osaka-cu.ac.jp/bacteriology/index.shtml
バイキンズワールドの本やカードの詳細(Blogger Webページ)
http://somekata.blogspot.com/
2022年7月29日、細菌学教授の金子幸弘先生が小学生を対象に「バイキンズワールド」講座を開催しました。(あべの医っちゃんねる Webページ)
https://www.med.osaka-cu.ac.jp/abeno-1ch/camps-voice/20220729/
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