都市健康・スポーツ研究センター岡﨑和伸教授らが、第25回秩父宮記念スポーツ医・科学賞奨励賞を受賞！！

2023年3月31日

受賞
研究推進機構

都市健康・スポーツ研究センター岡﨑和伸教授が所属する「東京オリンピック暑熱対策医・科学サポートグループ」（代表杉田正明氏）は、第25回秩父宮記念スポーツ医・科学賞の奨励賞を受賞しました。

この賞は、スポーツの宮様として親しまれた故秩父宮殿下と同妃殿下のご遺言により御遺贈金をもとに基金を設立し、スポーツの向上と振興には欠くことのできないスポーツ医・科学の分野を対象に、我が国スポーツ界の更なる発展を期するため、創設されました。

奨励賞は、スポーツ医・科学についてよく研究し、その研究成果が十分にスポーツ現場に活かされ、我が国スポーツの普及発展又は競技力の向上に顕著な実績をあげた者又はグループに贈られるものです。

東京で2回目のオリンピック競技大会の開催が決定した際、同大会は高温多湿の厳しい環境となることが予想され、暑熱対策が必要不可欠であるとされました。2014年より日本陸連が暑熱対策に着手し、2017年からはスポーツ庁の委託を受け「暑熱対策医・科学サポートグループ」が陸上競技をはじめトライアスロン、テニス、セーリングなど様々な競技団体と連携し、暑熱対策の研究を進めました。

岡﨑教授は、東京オリンピック暑熱対策医・科学サポートグループの一員として、特に陸上競技マラソン/競歩の日本代表選手の暑熱対策に取り組まれました。

同大会で日本は、陸上競技の競歩における銀メダル、銅メダルや、マラソンの入賞をはじめ全種目合わせてメダル 58 個、入賞総数（メダル獲得数含む）136 という成績を残し、長年にわたる暑熱対策の研究成果が発揮された大会となりました。

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