アントレプレナーシップ教育を担う実務家教員育成研修プログラム、初の修了生が誕生

2023年3月30日

教育
国際基幹教育機構

本学が開講する、社会人を対象にした履修証明プログラム「産学連携教育イノベーター育成プログラムアントレプレナーシップ教育力育成コース（EPコース）」の初めての修了生が誕生しました。

本プログラムは、2019年度に文部科学省「持続的な産学共同人材育成システム構築事業」に採択された「創造と変革を先導する産学循環型人材育成システム」（代表校：東北大学、連携校：熊本大学・大阪公立大学・立教大学）の取り組みの一環として、2020年11月から研修プログラムとして開始しました。

本学では2022年度より履修証明プログラムとしてEPコースを開講し、2023年3月に受講者15名が修了しました。

▼来年度の募集の詳細は下記応募ページをご覧ください。

・募集期間:2023年4月3日（月）〜4月13日（木）
応募ページ

研修プログラムのポイント

実務家教員の育成を目的とした社会人向けプログラム
職業実践力育成プログラム（BP）に新規認定
厚生労働省「教育訓練給付制度（特定一般教育訓練）」対象講座に新規指定
これらにより、一定の条件を満たす方が修了した場合、受講料の40％（12万円）がハローワークから支給
オンライン型と対面型研修で構成しているため働きながら学びやすい

研修プログラムの様子

オンライン（非同期型）講義動画の例

演習の様子（2022年度）

教育の主担当のひと言

副学長（高度人材育成）　高度人材育成推進センター長　
国際基幹教育機構　教授　松井利之

誰ひとり取り残さない社会の実現にむけて、我々に今何ができるか。高等教育機関としての大学には、真理の探究や専門的学問を教授するという従来からの使命に加え、社会との関わりの中で多様な知を活用し、来るべき未来社会の創造に寄与する人材を育成し輩出することにも、多くの期待が寄せられています。

このような要請に応えるため、大阪公立大学では、産業界や行政機関と連携し、アントレプレナー精神を有し社会を変革に導くことができる高度研究者の育成に取り組んできました。その経験を活用し、次代のアントレプレナーシップ教育を担う実務家教員の育成を目指し、「産学連携教育イノベーター育成プログラム」を開講します。企業や自治体、NPOなど、社会のあらゆるセクターで実務経験を積んだ方が、自らの経験に基づいた実践的な知に立脚し、大学教員や学生と共に多様な専門知を活用して、新たな価値創造基盤の構築と人材の育成に取り組むための様々な知識、経験、ノウハウを提供します。

どんな環境でもあきらめず学びを継続する。それこそが他者そして自らを成長させる。そんな経験を共にしてみませんか。

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