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【活動報告】「令和6(2024)年度採用分 日本学術振興会特別研究員申請セミナー ~採用者・指導教員が語る研究者への道~」を開催

2023年5月16日

  • 学生支援
  • 教育
  • 研究

2023年3月30日(木)、「令和6(2024)年度採用分 日本学術振興会特別研究員申請セミナー ~採用者・指導教員が語る研究者への道~」をオンライン及び対面のハイブリッド形式で開催しました。

本セミナーは、学部生、大学院生、教職員、研究員、その他制度に興味のある方を対象に、令和5年度の日本学術振興会特別研究員内定者とその指導教員より

  • 学振特別研究員に採用されるまでの道のりや申請書を作成する上で大事なことについて

  • 指導教員の目線から、学振特別研究員を目指す学生への指導等について
  • 研究職の魅力や学振特別研究員に採用されることの意義について

など、経験談やアドバイスを交えた講演がありました。

まず辰巳砂学長より、本制度の概要や採用された場合のメリット等の説明と本セミナーの目的や趣旨についての説明があり、本セミナーが参加者のキャリアパスを考える上で有意義な会となることを願うという、開会のあいさつがありました。

その後、令和5年度日本学術振興会特別研究員(以下学振特別研究員)に採用が内定している杉本キャンパスの学生と指導教員及び中百舌鳥キャンパスの学生と指導教員による講演がありました。
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辰巳砂学長のあいさつ

■理学研究科(杉本キャンパス)DC2内定者(2023年3月時点) 中川 朋さんと指導教員 坪田 誠教授による講演

中川さんより学振特別研究員採用内定までの道のりや研究員に採用されるメリット、申請書類の書き方や工夫した点、失敗からどのように改善を行ってきたかなどの説明がありました。その中で、最も大事なこととして、申請するにあたって「業績を上げること」「原稿は必ず他の人に読んでもらうこと」「形式通りに求められていることを書くこと」の3つのポイントが強調されました。

坪田教授からは研究者という職業の魅力や学振特別研究員に採用される意味、申請までのスケジュール感、また審査委員や学生を指導する立場からも審査方法や申請書の書き方などについて説明がありました。また、研究職を目指す上で、学振特別研究員に採用されることがその第一歩になること、研究職を目指す人はぜひ挑戦してもらいたい、という応援の言葉もありました。


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理学研究科 中川 明さん


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理学研究科 坪田 誠教授

■工学研究科(中百舌鳥キャンパス)DC2内定者(2023年3月時点)  藤田 侑志さんと指導教員 林 晃敏教授による講演

藤田さんより、採用内定までの道のりや、申請書提出までのスケジュール感、苦労した点、反省と対策などについてお話がありました。学振特別研究員を目指す方へのアドバイスとして、「論文数や学会発表数など、業績をためること」「考える時間を増やしたり、文章や図の質をあげるためにも早めに書き始めること」「募集要項やネットの情報を熟読・収集し、申請書の書き方や審査基準を理解すること」が重要である旨説明がありました。 

続いて林教授より、生涯賃金から見た博士進学の経済的メリットや研究職の魅力、学振特別研究員に採用されるメリット、申請書の書き方、申請書を書く上で大事なポイントなどについてお話がありました。また、研究職に興味がある方に対して博士号取得や学振特別研究員応募への積極的なチャレンジを勧めました。


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工学研究科 藤田 侑志さん


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工学研究科 林 晃敏教授

最後に、中川さん、藤田さんは次世代研究者挑戦的研究プログラム受給生であることから、次世代研究者挑戦的研究プログラム事業統括である工学研究科の重松 孝昌教授より、閉会の挨拶として本プログラムについての説明や申請書の作成及び研究を行っていく上でぜひ心掛けてほしいことについてのお話がありました。その後、大阪公立大学が博士後期課程の学生をこれからも全力で支援していく決意を述べ、本セミナーは盛況のうちに閉会となりました。
本セミナーはオンライン・対面合わせて計86名(オンライン:59名、対面:27名)の参加がありました。

次世代研究者挑戦的プログラムWebサイト

 

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重松 孝昌教授


※本活動は、JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム」の活動の一環として、大阪公立大学が主催しました。

お問い合わせ先

研究推進課

【学振特別研究員に関すること】
Mail: gr-knky-jsps-rfys[at]omu.ac.jp  ※[at]を@に変更してください。

【次世代研究者挑戦的研究プログラムに関すること】
Mail:gr-knky-rhizome-su[at]omu.ac.jp  [at]を@に変更してください。

該当するSDGs

  • SDGs04