お知らせ
理系女子大学院生チームIRISが日産財団の第6回リカジョ育成賞 準グランプリを受賞
2023年8月9日
- 受賞
- 学生の活動
2023年8月4日(金)、公益財団法人日産財団の第12回理科教育賞・第6回リカジョ育成賞の成果発表会と贈呈式が行われ、大阪公立大学理系女子大学院生チームIRISが第6回リカジョ育成賞 準グランプリを受賞しました。
第6回リカジョ育成賞の贈呈式
中央が真嶋 由貴惠教授、右が巽 真理子客員准教授
成果発表
理系女子大学院生チームIRIS(アイリス、I'm a Researcher In Scienceの略)は、大阪府立大学で2011年度に結成され、現在は大阪公立大学のIRISとして第13期生が48名で活動しています。IRISは、イベント時に理系を目指す女子高校生に話をしたり、地域に出向いてIRISサイエンス・キャンパス等を実施し、小・中・高校生に科学の楽しさや面白さを広めています。
リカジョ育成賞は、科学技術分野の未来を担う理系女子のタマゴとなる理科好き女子(リカジョ)の育成を目指して設立された賞で、第6回には62件の申込があり、その中から選考で残った3グループがグランプリ候補として成果発表会と贈呈式に出席しました。
成果発表会では、女性研究者支援室長の真嶋 由貴惠教授と女性研究者支援室副センター長の巽 真理子客員准教授から「地域のロールモデルとして活躍し、成長するIRIS」をテーマに発表があり、小・中・高校生の身近な女性研究者のロールモデルとして活躍するIRISの活動の様子や、大学院生としての研究とIRISの活動を両立するための支援について紹介されました。
受賞について、真嶋先生が「IRISのこれまでの活動が評価され、大変うれしく思います。今後も、この活動を継続し、発展させていくことにより、リカジョの輪が拡がっていくと確信しています。その輪の中で、IRISは木の幹となり、サイエンス・キャンパスや講演会で芽生えた小さな芽たちを、すくすくと育て、いつか大きな実がなるまで見守っていってほしいと願います」とコメントしています。
IRISの活動については、女性研究者支援室Webサイトをご覧ください。
受賞者インタビュー
小中高生へのリカジョ育成で自分たちも成長を遂げる――大阪公立大学 理系女子大学院生チームIRIS(アイリス)
参考
該当するSDGs