お知らせ

日独法学シンポジウム「デモクラシーと法」を開催

2023年9月21日

  • 教育
  • 研究

2023912日(火)から14日(木)、杉本キャンパスにて本学法学研究科教員とドイツ・フライブルク大学法学部の教員による日独法学シンポジウムが開催されました。

本シンポジウムの第1回目は、1991年にフライブルク大学で開始されました。以来、23年毎に大阪とフライブルクで交互に開催が重ねられてきました。第10回は当初20203月に開催予定でしたが、新型コロナウイルス対策により開催が延期され、このほど待望の開催となりました。基礎法学、私法学から公法学及び政治学に至る法学政治学の知を結集して、現代の諸問題に多角的に取り組み、その成果は日独双方の言語で公刊されて国内外で高い評価を受け、本学の特色ある研究活動の一つと位置づけられています。

今回のシンポジウムでは、「デモクラシーと法」に関わる今日的問題に取り組みました。この間に、国家主導による感染症対策が講ぜられ、その終息が目前に迫るころにはロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まり、このテーマのアクチュアリティは高まりました。

開催初日冒頭に、本学法学研究科長の鶴田 滋教授と辰巳砂 昌弘学長から開会の挨拶があり、3日間にわたるシンポジウムが始まりました。1日に3セッション行われ、日本とドイツの研究者の活発な議論は予定時間を超過することも多く、充実したものとなりました。最終日には統括討論が行われ、最後にフライブルク大学法学部長のカタリーナ・フォン コペンフェルス=シュピース教授から、10回目のシンポジウムが滞りなく開催されたことに対する感謝の言葉があり、今後の交流の継続への強い期待が表明されました。

news_230920_hougaku1プログラム

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鶴田 滋法学研究科長

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辰巳砂 昌弘学長

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カタリーナ・フォン コペンフェルス=シュピース法学部長

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シンポジウムの様子

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統括討論の様子

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発言するクレッバー教授

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発言する野田 昌吾教授

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総括討論の司会を務めた
守矢 健一教授(左)とブルンス教授

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終了後の写真

問い合わせ先

広報課
Eメール:koho-list [at]ml.omu.ac.jp 
[at]を@に変更してください。

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