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医学研究科の5講座が香港中文大学のPrince of Wales Hospitalを訪問

2024年8月19日

  • 国際交流
  • 医学研究科

2024年8月9日(金)、医学研究科の消化器内科(藤原 靖弘教授ら5名)、肝胆膵病態内科(河田 則文教授ら4名)、病態生理学(大谷 直子教授)、グローバル教育医療学(Le TT Thuy准教授)、人工知能学(植田 大樹准教授)の総勢12名が香港中文大学のPrince of Wales Hospitalを訪問しました。

協定校である香港中文大学(Chinese University of Hong Kong, CUHK)は、香港の沙田区に本部を置く1963年設立の公立大学で、世界大学ランキングでは常に上位50位以内を維持している世界トップクラスの研究大学です。

消化器・肝臓病学に関する基礎と臨床研究の交流会では、香港中文大学からFrancis KL Chan前医学部長、Jun Yu教授(Institute of Digestive Disease所長)、Vincent WS Wong教授 (Division of Gastroenterology and Hepatology主任) Grace LH Wong教授(Medical Data Analytics Centre主任)らを含む11名以上が参加しました。

本会の開催は、Francis KL Chan前医学部長と本学消化器内科学との10年に亘る交流に端を発したものであり、両施設が腸内細菌の研究に力を入れていること、近年Vincent WS Wong教授が肝臓病の世界的リーダーであることから当該分野が強い肝胆膵内科にも交流の輪を広げることを目的として企画されました。

交流会はVincent WS Wong教授の歓迎挨拶で始まり、Jun Yu教授、Francis KL Chan前医学部長から双方のこれまでの交流の歴史と今後の若手研究者への期待について、また、他施設国際共同研究の重要性についてのコメントが述べられ、河田教授からは今回の交流会の香港での開催に対して感謝の意が述べられました。

その後、消化器病学に関して6講演、基礎研究に関して4講演、肝臓病学に関して5講演が双方のグループから交互に講演され、活発な質疑応答と今後の共同研究の可能性について話し合われました。

会の締めくくりには、本会を定期的に開催すること、次回開催地は大阪で予定したい旨の協議がなされました。

交流会の様子

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Jun Yu教授が本学との交流の様子を紹介

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Francis KL Chan前医学部長から記念品を拝受する藤原教授 

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TEL 06-6605-3411
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