お知らせ
現代システム科学域「未来デザイン計画演習」の報告会を実施
2024年8月27日
- 現代システム科学研究科
- 教育
2024年8月6日(火)、現代システム科学域 未来デザインコース(FDC:Future Design Course)の授業「未来デザイン計画演習」の報告会が中百舌鳥キャンパスで行われました。
FDCは、複数の学問分野を融合的に学ぶことで学士(学術)の学位を取得するコースで、学生自らが解決したい課題・目的に応じた未来デザイン学修プログラムの作成や、学類の枠を超えた横断的な学びを通して高い専門性と学際性を持った研究を行い、領域横断的応用力とシステム的思考力を養います。
牧岡 省吾教授
菅野 正嗣学域長
授業では、FDCにおいて取り組む課題が、持続可能な社会の実現にどう貢献するのか、グループディスカッションなどを通して検討してきました。報告会では、8名の学生がこれまでのインターンシップ等の成果を踏まえ、今後の学びの計画について発表しました。
例えば、市役所を訪問した学生は、道の駅を利用した地産地消の政策提言を作成することを目標として、今後の履修科目を計画。他には、中学生の不登校問題に着目した学生は、学校での不登校指導に参加する中で通信制の教育に関心を持ち、オンライン教育に関する調査を今後の研究として計画するなど、個人の関心や学びによって特色のあるものとなりました。発表の後には質疑応答も行われ、学生、教員から設定した目標に対する指摘や、今後の研究に関するアドバイスなど、活発な議論が行われました。
FDCでは、「学生自身が未来社会のあり方を考え、自らの学びをデザインする」という理念を体現すべく、今後も学びを深めていきます。
報告会の様子
問い合わせ先
現代システム科学研究科
教授 牧岡 省吾
E-mail:makioka[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください
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