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工学研究科の山田 誠教授が「令和6年度産業標準化事業表彰(イノベーション・環境局長表彰)」を受賞

2024年10月7日

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経済産業省による「令和6年度産業標準化事業表彰」において、工学研究科 電気電子系専攻の山田 誠教授が「イノベーション・環境局長表彰」を受賞しました。

産業標準化事業表彰は、国際標準(ISO/IEC)や日本産業規格(JIS)の策定等の標準化活動に顕著な功績のあった個人や組織を顕彰するものです。

山田教授は、IEC/TC86(ファイバオプティクス)/SC86C(光ファイバシステム・能動部品)/WG3(光増幅器およびダイナミックモジュール)のエキスパート、JIS光ファイバ標準化委員会委員を18年以上務め、IECプロジェクトリーダとして、光増幅パルス評価、空間多重光増幅、光増幅器の安全性、光増幅器分類、ラマン増幅に関するIEC文書の改訂や制定に尽力してきました。また、JIS光ファイバ標準化委員会のエディタとして、複数のJIS文書、TR文書に参画するとともに、日本産業標準調査会 産業標準作成委員会委員、SC86C日本代表として活躍し、IECプロジェクトリーダやJISエディタ以外の標準化活動も精力的に実施してきており、これらの功績が認められ受賞に至りました。

山田教授のコメント

光増幅技術は、インターネットワーク通信等の現在の情報通信社会を支える光ファイバ通信システムに欠くことのできない重要なデバイスです。日本企業、大学が精力的に開発をしてきた研究成果や測定法をベースに、国際規格の開発体制を維持していることは、産業的、学術的な競争力の維持にも大きく貢献していると思います。これからも、光増幅技術の研究開発を進めるとともに、標準化活動を通じて、最先端技術の普及や利用拡大に貢献していきたいと考えています。

関連情報

令和6年度産業標準化事業表彰の受賞者を発表します(経済産業省 Webサイト)

問い合わせ先

工学研究科
教授 山田 誠(やまだ まこと)
E-mailyamada.makoto[at]omu.ac.jp
[at]@に変更してください。

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