お知らせ
2024年度大阪公立大学若手研究者奨励賞授賞式・記念講演を開催
2024年11月26日
- 研究
- 受賞
2024年11月15日(金)、杉本キャンパス・学術情報総合センター10階大会議室にて「2024年度大阪公立大学若手研究者奨励賞」の授賞式・記念講演が行われました。
本奨励賞は、大阪市立大学で2017年度より実施されてきた「南部陽一郎記念若手奨励賞」と2020年度より新たに創設された「恒藤恭記念若手奨励賞」を引継ぎ、2022年度より大阪公立大学若手研究者奨励賞として、若手研究者の意欲と研究水準の向上を図ることを趣旨に学内表彰として実施しています。
本奨励賞には、5つの応募部門があり、今年度は基礎科学部門に11名、応用科学部門に2名、人文・社会科学部門に5名、健康・生命科学部門に2名、総合科学部門に5名の計25名の応募がありました。
書面審査と協議を重ねた結果、基礎科学部門3名、応用科学部門1名、人文・社会科学部門2名、健康・生命科学部門2名、総合科学部門2名の計10名が本奨励賞の授賞者に選ばれました。
授賞式ではまず初めに選考委員長の池田副学長より審査の講評が述べられ、その後、辰巳砂学長より受賞者へ表彰状と副賞の賞金5万円が贈呈されました。また、受賞者の中から、特筆すべき優れた業績を上げた者として、南部陽一郎記念若手奨励賞1名、恒藤恭記念若手奨励賞1名が選ばれ、表彰状と楯が贈呈されました。授与に続き、辰巳砂学長より祝辞が贈られました。
授賞式に続いて、南部陽一郎記念若手奨励賞受賞者の理学研究科 藤井 俊博准教授および恒藤恭記念若手奨励賞受賞者の文学研究科 Jean Lin准教授より、記念講演が行われました。講演では、副学長や研究科長からの質疑や活発な意見交換が行われ、盛会のうちに授賞式を終えることができました。
あいにく、当日授賞式に出席が叶わなかった受賞者の方には、後日、事務局より賞状と副賞が贈られました。
講評 池田 一雄副学長(選考委員長)
祝辞 辰巳砂 昌弘学長
表彰式の様子(藤井 俊博准教授)
表彰式の様子(Jean Lin准教授)
記念写真
2024年度大阪公立大学若手研究者奨励賞
南部陽一郎記念若手奨励賞
極高エネルギー宇宙線の観測的研究 理学研究科 藤井 俊博准教授 |
2024年度大阪公立大学若手研究者奨励賞
恒藤恭記念若手奨励賞
帰属の美学-芸術作品の評価におけるバイアスの影響 文学研究科 Jean Lin准教授 |
2024年度大阪公立大学若手研究者奨励賞 受賞者一覧
部門 | 研究内容 | 受賞者 |
---|---|---|
南部陽一郎若手奨励賞 | 極高エネルギー宇宙線の観測的研究 | 理学研究科 藤井 俊博准教授 |
恒籐恭記念若手奨励賞 | 帰属の美学-芸術作品の評価におけるバイアスの影響 | 文学研究科 Jean Lin准教授 |
基礎科学部門 | 極高エネルギー宇宙線の観測的研究 | 理学研究科 藤井 俊博准教授 |
継続学習が可能な適応的クラスタリング手法の開発 | 情報学研究科 増山 直輝准教授 | |
第⼀原理X線分光解析⼿法の開発と交替磁性体の同定法の確⽴ | 工学研究科 播木 敦准教授 | |
応用科学部門 | 微粒子界面光反応を基盤とする機能性高分子カプセルの開発 | 工学研究科 北山 雄己哉准教授 |
人文・社会科学部門 | 帰属の美学-芸術作品の評価におけるバイアスの影響 | 文学研究科 Jean Lin准教授 |
戦後日本における保育理論史、保育者の専門職養成教育学 | 現代システム科学研究科 吉田 直哉准教授 | |
健康・生命科学部門 |
動物の胚発生に必須な新規のタンパク質合成制御メカニズムの発見と解明 |
医学研究科 高田 裕貴特任助教 |
Hspa8遺伝子変異ラットの新規神経軸索ジストロフィーモデルとしての確立 |
獣医学研究科 田中 美有准教授 |
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総合科学部門 |
超硫黄分子オミクス解析による生体レドックス恒常性制御機構の解明 |
理学研究科 笠松 真吾准教授 |
アプリケーションによる認知症ケアの暗黙知のビッグデータ化と臨床応用 |
リハビリテーション学研究科 田中 寛之准教授 |
※職位は受賞当時のもの
問い合わせ先
研究推進課(杉本キャンパス) 研究推進担当
Tel:06-6605-3466
E-mail:gr-knky-suishinhonbu[at]omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください