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―医療現場の課題解決のために― ものづくり医療コンソーシアム×JICA×大阪公立大学医学研究科 オープンセミナー開催

2024年12月11日

  • 医学研究科
  • 産学官連携

2024123日(火)、QUINTBRIDGE(クイントブリッジ、大阪市都島区)において、一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムと独立行政法人国際協力機構JICA、大阪公立大学医学研究科がコラボしたオープンセミナーが開催されました。一般財団法人ものづくり医療コンソーシアムは、2013年に当時の大阪市立大学医学部・医学研究科と関連病院、大阪の企業によって、産業の発展と生活の質向上を目指して設立されました。
設立以降、会員企業と医療関係者によって「貼れ晴れシート」、「フレックスパンダー」、「下町スコープ」などの医療にかかわる便利な商品が製品化されています。
当日は会員企業含む約50人が参加。ものづくり医療コンソーシアム第4代代表理事である、医学研究科の鶴田 大輔研究科長のあいさつから始まり、副理事長の大島 英敏氏によって、ものづくり医療コンソーシアムの歩みが紹介されました。
 

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鶴田研究科長による開会のあいさつ

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大島氏によるものづくり医療コンソーシアムの紹介

JICAとのセミナーは3回目で、今回初めてオープンセミナー開催となりました。毎回、企業の海外進出を支援しているJICAによる現地の社会状況の説明や支援事例などの紹介があり、前回のベトナムに続いて今回はモンゴルの紹介。まず、JICA関西シニアアドバイザー笛吹弦氏によるJICA紹介に続いて、JICAモンゴル事務所とオンラインでつなぎ、モンゴル事務所所員からモンゴルの人口構成や医療課題、JICA支援によるモンゴル日本病院等が紹介されました。また派遣中の海外協力隊員2名から、モンゴルの医療現場について報告がありました。

その後、医学研究科の元村 尚嗣教授、城戸 康年教授、諸富 公昭准教授、JICA専門家でもある日本人材開発センターの中村 功氏、ハクゾウメディカル株式会社の上本 英次氏、株式会社タカゾノの大隅不二雄氏による「身近な技術とアイディアで未来に繋げる」と題したセッションが行われました。城戸教授のファシリテーションにより、医療現場でのニーズや、製造現場における実績紹介や課題、海外展開する際のハードルなどについて、ざっくばらんに意見交換が行われました。会場からは具体的な質問が多数あがり、登壇者からの回答でさらに盛り上がる場面も。 

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笛吹氏によるモンゴルの紹介

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セッションの様子

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ファシリテートする城戸教授

セッション後は、情報交換や名刺交換が行われ、あちらこちらで談笑する姿が見られました。最後に、ものづくり医療コンソーシアムの会長理事である株式会社アオキの青木 豊彦会長による「何かやるときにはチームの力が必要だ。このコンソーシアムの仲間で、笑いながら楽しく社会に貢献していこう」という閉会のあいさつで締めくくられました。

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企業から相談を受ける元村教授(中央)と
諸富准教授(右)

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閉会の挨拶をする青木会長理事

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一般財団法人ものづくり医療コンソーシアム

問い合わせ先

広報課
TEL06-6605-3411
MAIL: koho-list[at]ml.omu.ac.jp ([at]@に変更してください)

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