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生活科学研究科 竹中 重雄教授らの研究成果を基にした大阪公立大学オリジナルワインの第2弾「大阪公立大学 葡萄酒 2024」が完成

2024年12月20日

  • 研究
  • 産学官連携

202411月、大阪公立大学のオリジナルワイン「大阪公立大学 葡萄酒 2024」が完成しました。このワインは、2023年の「大阪公立大学葡萄酒 零号」と同じく、大阪公立大学大学院 生活科学研究科、エースシステム株式会社、大阪府立環境農林水産総合研究所の3者の共同研究成果を基に取得した『特許7016090 果実酒の製造方法および果汁の製造方法』に基づいて製造されました。

2年目となる2024年は、特許技術を活かし、一般のワイン製造には使われない日本酒酵母「協会9号」を使用し、吟醸香のある辛口ワインに仕上がっています。昨年同様、竹中研究室の学生がデラウェアを過熱水蒸気で処理し、それを原材料に飛鳥ワイン株式会社が製造。過熱水蒸気処理によって強調されたデラウェアの甘い香りとロゼ様の色彩とのギャップが特徴です。

大阪の「知」と「技術」が詰まった500本の限定ワインで、非売品です。本学のイベント等で試飲の機会を設ける予定です。

 



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 <共同研究パートナー>

■エースシステム株式会社

過熱水蒸気を用いた調理技術が強みで、これまで業務用の炊飯システムやスチームクッカーなどを開発。過熱水蒸気とは100℃を超える水のガスのことで、過熱水蒸気を使った調理では栄養成分の保持効果が高いことや保存性の向上が確認されています。

 

■大阪府立環境農林水産総合研究所

環境・農林・水産・食品といった幅広い分野において、速やかに現場で活用できる技術の開発や調査研究に取り組んでいます。ブドウとワインの専門研究拠点「ぶどう・ワインラボ」では、ワインなどの試験醸造や味の分析を行うことができます。大学、事業者等と共同でさまざまな商品開発を行っています。

関連情報

大阪公立大学 葡萄酒 零号 Type zero

研究内容に関する問い合わせ先

大阪公立大学大学院 生活科学研究科
教授:竹中 重雄(たけなか しげお)
TEL:072-950-2851
E-mail:takenaka[at]omu.ac.jp

※[at]を@に変更してください。

報道に関する問い合わせ先

広報課
E-mail:koho-list[at]ml.omu.ac.jp
※[at]を@に変更してください。

該当するSDGs

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