お知らせ

池田 良穂 大阪府立大学名誉教授が国土交通省「交通文化賞」を受賞

2025年2月19日

  • 受賞

大阪府立大学 名誉教授で、現在は本学協創研究センター内、海洋科学技術センター客員教授を務める池田 良穂名誉教授が国土交通省の「令和6年度(第66回)交通文化賞」を受賞しました。2025年2月18日(火)、東京都千代田区の国土交通省にて表彰式が行われ、中野 洋昌国土交通大臣より表彰状と副賞の銀杯が授与されました。

「交通文化賞」は、公的活動、学術研究、芸術活動、国際的活動等を通じて、日本の交通文化の向上に著しく貢献された方々を称えるものです。池田先生は、船舶の横揺れ減衰力に関する研究に努めるとともに、その知見を基に造船工学分野の学習教材作成や船舶工学の啓蒙書の執筆など日本社会における船舶への理解・認知度の向上に寄与したことが評価されました。

池田 良穂客員教授表彰状授与

池田 良穂客員教授受賞者の集合写真。池田先生は下段右から2人目

池田 良穂客員教授のコメント

70年以上も続く伝統ある賞をいただき大変有難く思っています。受賞の理由の1つが「船舶の横揺れ減衰力」の研究で、ほぼ50年前に大阪府立大学の大学院修士課程および博士課程に在学中に取り組んだもので、その成果は国際海事機関(IMO)のSOLAS条約の中に「Ikeda Method」として取り入れられています。現在も、後輩の片山徹教授によって継続的に改良が加えられて進化しています。
また、大学の船舶工学の教科書、高校生向けの造船教育のテキストの編纂、そして70冊余りの船の啓蒙書の執筆も評価していただき嬉しく思っています。

関連情報

報道資料|令和6年度(第66回)交通文化賞について(国土交通省Webサイト)

問い合わせ

広報課

TEL: 06-6967-1834
E-mail: koho-list[at]ml.omu.ac.jp  ([at]を@に変更してください)

該当するSDGs

  • SDGs09
  • SDGs14